趣味としてバイクと付き合っている私ですが、仕事としてバイクと向き合っている方々には苦労も多いのでしょうか・・・。
特に製造販売を手掛けるメーカーさんともなれば、思ったように売れなければ事業を継続することすら難しくなっていきますよね。
2019年現在、残念ながら販売終了しているのですがたまに街中で見かけて素直にカッコイイ!と感じたバイク。
それが過去にハスクバーナが販売していた4ストローク125ccのフルサイズのオフロード&モタードモデル「TE125 & SMS4」です。
HUSQVARNA TE125/SMS4
オフモデル Husqvarna TE125
モタードモデル Husqvarna SMS4
今回紹介するTE125&SMS4は、当時新開発のミナレリ・ヤマハ製 水冷4ストローク125ccエンジンを搭載し、倒立フォークなど本格的な装備を与えられていました。
このエンジンは非常に評価が高い様子で、ヨーロッパをメインに当時から様々な車種に搭載されています。
同型エンジン搭載車両
同じミナレリ・ヤマハ製125cc水冷単気筒エンジン搭載車の中で、2018年現在新車で購入できる車種の代表がBETAのRR4T125LCでしょう。
キャブレターやマフラー、CDIなどの設定が異なることで特性には違いがあるものの、現在も販売されているBETAのRR4T125LCはノーマルでも素晴らしい走行性能を持っています。
YAMAHA WR125R
ヤマハが欧州で販売していた125ccのフルサイズ・オフロードモデルです。
欧州では2011年~2014年ごろまで販売されていたようですが、日本国内でみけかることは滅多にありません。
TE125(SMS4)簡易スペック
諸元一覧 TE125 (カッコ内はSMS4)
シート高 930mm(900mm)
総重量 117kg(117kg)
Fタイヤ 90/90-21(110/70-17)
Rタイヤ 120/90/18(150/60/17)
エンジン 水冷4スト単気筒 124CC
ボア 52.0mm
ストローク 58.6mm
ミッション 6速リターン
スターター セルのみ
販売価格 ¥488,000(\498,000)
私の記憶が正しければ、ハスクバーナのTE125&SMS4は2010年に発売されたと思いますが、TE125にSMS4のモタード用ホイールをセットにして(逆もあり)オンもオフもコレ1台で楽しめるようなキャンペーンも行っていました。
そのキャンペーンに気づくのが遅かった私は、限定セット数が完売していたことでBETAのRR4T125LCを購入するに至ったのですが、あのときTE125かSMS4を購入していれば通勤にはモタードホイール、週末はオフホイールに履き替えてダート走行と楽しんでいたでしょう。
125ccクラスの新型車
2019年となった現在では、モンキーが125CCになって再登場したり、アプリリアが125CCのフルサイズRX125を投入したり、スズキが本気のレーサーレプリカモデルGSX-R125を発売したりと、4ストロークの125ccクラスは非常に活気があるカテゴリーとなりました。
このままの勢いで国内メーカーにも魅力的な車種を投入し続けていただきたいと思いますが、海外製のマシンをどんどん輸入していただければ、購入する側にとっては楽しみが増えるので大歓迎かもしれませんね。