お洒落なバイク代表として君臨するvespa(ベスパ)。
ローマの休日でオードリー・ヘプバーン扮するアン王女が乗っていたのがフェンダーライトのvespaでしたね。
初代ベスパスポーツ「Sei Giorni」 引用元:vespa
現在のベスパはRX125が大人気となっているアプリリアなどと同じくピアジオ・グループの一員です。
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積極的に新しい市場を形成するピアジオ・グループから2018年の10月、欧州で販売開始となるのがベスパ初の電動スクーター「ベスパ・エレットリカ(Vespa Elettrica)」です。
vespa初の電動スクーター
今のところ価格などは発表されていませんが、現行ベスパのハイエンドモデルと同等程度での販売となる見込みのようです。
燃費性能では、4時間の充電で航続距離は約100kmという情報があります。
走行性能は50ccモデルより優れたパフォーマンスが与えられているということなので、市街地走行は問題なさそうです。
vespa Elettrica
vespa Elettrica
横からの画像ではっきりわかるのが、マフラーが無いということです。
電動ですから当たり前なのでしょうが、見慣れたバイクの姿からするとまだ違和感を感じますね。
ところが、タイヤ交換の時などは邪魔なものが無いことで作業効率は格段に良くなっていそうです。
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ハイブリッドモデルの設定も?
ピアジオ・グループによると、エレットリカにはハイブリッドモデルのエレットリカXの設定があるようです。
エレットリカとの違いは・・・
1) バッテリーパックの小型化(航続距離50km)
2) ガソリン駆動によるジェネレーターを搭載
となっています。
バッテリー残量が一定基準以下になるとジェネレーター動作に切り替わるシステムを搭載しているようですが、短距離移動時にはドライバーが任意でバッテリー駆動を選択できるスイッチがセットされるとのこと。
排ガス規制問題にいち早く取り組む欧州メーカーらしく、実用的な車両となって登場しそうなvespaの電動スクーター。
アメリカ&アジアでの販売は2019年前半とアナウンスされています。
非常に楽しみですね!