この記事を書いているのは2018年、実は10年以上?も前に海外のスポーツスクーターがブームになっていた時期があったことをご存知ですか?
当時は、ヤマハヨーロッパのエアロックスや、ジレラのランナーなど走行性能を重視したマシンが巷にあふれていました。
現在もスポーツ性の高いスクーターがあるにはありますが、世界にはお洒落なコミューターも数多く存在しています。
スポンサーリンク
PEUGEOT
これがモーターサイクルの歴史。
現存する世界最古のブランド、プジョー。フランスの発明家「ルイ・ギヨーム・ペロー」が開発した世界で最初のモーターサイクルが、1873年ウイーン万博で発表された。
そして1898年、プジョー初のモーターサイクルが生まれる。
それから120年。伝統は受け継がれ、ライオンマークは世界中に広まっている。
引用元:プジョー
これを見る限りでは、かなり古くから存在し現存する世界最古のモーターサイクル・ブランドということになります。
そんなプジョーの現在の2輪車ラインナップをみてみましょう。
DJANGO
丸いヘッドライトと流れるような豊麗なボディラインがクラシカルなスクーター、ジャンゴは1950年代のプジョーS55、S57をモチーフに、現代に復刻させたネオクラシックモデル。
フランスのブランドらしく「ジャンゴ」という名はかの有名なフランス国籍のギタリスト「ジャンゴ・ラインハルト」からとったもの。
火傷によるハンディキャップを克服した彼の芸術家魂と、60年以上もの時を経て新たに登場したジャンゴはどこか似ている。
クラシカルなスタイルのなかに、フロント、リヤのLEDライトや12Vの充電ソケットなど現代的な装備もしっかり備え、新しい世代のライダーたちを満足させることのできるモデルである。
DJANGO スペック
全長×全幅×全高 | 1,925mm × 710mm × 1,190mm | ホイールベース | 1,350mm |
---|---|---|---|
シート高 | 770mm | 乾燥重量 | 129kg |
エンジン | 空冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒 (Easy Motionエンジン) |
排気量 | 124.6cm³ |
内径×行程 | 52.4mm × 57.8mm | 最高出力 | 7.5kW/8,500rpm |
最大トルク | 8.9Nm/7,000rpm | 燃料供給方式 | インジェクション |
始動方式 | セルフ式 | 燃料タンク容量 | 8.5L |
変速方式 | オート | サスペンション | フロント : 油圧式テレスコピック リア : 油圧式ショックアブソーバー(5段階調整可) |
タイヤ | フロント : 120/70 – 12″ リア : 120/70 – 12″ |
ブレーキ | フロント : ディスク リア : ディスク |
CITYSTAR
コンパクトかつスマートなスタイリングに優れたハンドリング性を備えたプジョーシティスター125シリーズは、日常の移動にその走りで彩りを添えるスクーターだ。
安全でスムーズな走りを同時に実現し、市街地での走行を快適にしてくれる。
高トルク125ccエンジン、調整可能なショックアブソーバー、人間工学に基づいたライディングポジションなど、プジョーの各技術が快適な走りを支えている。
コンパクトなボディにもかかわらず、ヘルメットをふたつ入れることができるほどの余裕ある収納を持ち、ゆったりとしたシートはタンデム走行時のパッセンジャーの快適性も確保している。
CITYSTAR スペック
全長×全幅×全高 | 1,985mm × 750mm × 1,300mm | ホイールベース | 1,430mm |
---|---|---|---|
シート高 | 795mm | 乾燥重量 | 150kg |
エンジン | 水冷4ストローク SOHC4バルブ単気筒 (Power Motionエンジン) |
排気量 | 124.7cm³ |
内径×行程 | 57mm × 48.9mm | 最高出力 | 10.6kW/9,000rpm |
最大トルク | 11.9Nm/7,000rpm | 燃料供給方式 | インジェクション |
始動方式 | セルフ式 | 燃料タンク容量 | 9L |
変速方式 | オート | サスペンション | フロント : 油圧式テレスコピック リア : 油圧式ショックアブソーバー(5段階調整可) |
タイヤ | フロント : 120/70 – 13″ リア : 130/60 – 13″ |
ブレーキ | フロント : ディスク リア : ディスク |
スポンサーリンク
SPEEDFIGHT
第4世代のプジョースピードファイト125は、空冷式の新しいSmartMotion125ccエンジンを搭載し、現在のプジョースクーター各モデルのなかで、もっとも力強い走りを体感できるモデル。
コンパクトなボディ、ハイエンドな仕様、レーシーなデザインのプジョースピードファイトは他に類を見ないセクシーな125ccスクーター。
ヘルメット収納スペースを有し、実用性にも優れ、USBの電源ソケットまで搭載。また、スペシャルエディションのRカップはスピードファイトのセクシーさをさらに際立たせるデザイン。
アイシーホワイトで仕上げられた、鮮やかなレッドのグラフィックが特徴的なカラーコンビネーションは、プジョー308レーシングカップ仕様にインスパイアを受け、スポーツスクーターとしての個性輝くモデルとなっている。
メーター下にスマートフォンサポートを装備し、利便性も高めている。
SPEEDFIGHT スペック
全長×全幅×全高 | 1,895mm × 700mm × 1,150mm | ホイールベース | 1,296mm |
---|---|---|---|
シート高 | 800mm | 乾燥重量 | 116kg |
エンジン | 水冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒 (Smart Motionエンジン) |
排気量 | 124.6cm³ |
内径×行程 | 52.4mm × 57.8mm | 最高出力 | 8.1kW/7,400rpm |
最大トルク | 10.8Nm/5,600rpm | 燃料供給方式 | インジェクション |
始動方式 | セルフ式 | 燃料タンク容量 | 8L |
変速方式 | オート | サスペンション | フロント : 油圧式テレスコピック リア : 油圧式ショックアブソーバー |
タイヤ | フロント : 130/60 – 13″ リア : 130/60 – 13″ |
ブレーキ | フロント : ディスク リア : ディスク |
これらのプジョー製スクーター達は、屋根付き3輪マシンで有名なADIVA株式会社が日本に正規輸入しています。
国産車には出せないお洒落な雰囲気のPEUGEOT製スクーターを紹介しました。