庶民派なバイク好きにとって、トランスポーターを持てることは憧れであり楽しみ方の選択肢を増やせる最高のツールになります。
今回は積載能力だけではなく、維持費にもこだわった新しい形の軽バン「HONDA N-VAN」を紹介します。
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HONDAの軽自動車 N-VAN
2018年、ホンダの軽自動車は既存のNシリーズの評価が高く、売れ行きも好調のようです。
そんなNシリーズの商用タイプとして、期待されていた新型が登場しました!
日本のワークスタイルを変える HONDA N-VAN
車両価格(税込み)¥1,267,920~¥1,799,280
同社のバモスなどいわゆる箱バンとは異なり、ボンネットがある乗用車に近いスタイルでの登場となりましたが、下の画像のようにバイクを搭載することもじゅうぶんに可能な荷室を備えているところが素晴らしいと思います。
CRF125Fを車載した場合
過去の記事でも近いうちに発売されることを紹介していましたが、2018年7月、満を持しての登場となりました。
サイドビュー
横からの姿を見る限りでは、従来の軽自動車のバンと比べるとノーズ部分の出っ張りが大きくなったことで、積載能力や居住空間が犠牲になったのではないか?と感じますね。
TOYOTAのHIACEも、安全性の向上のためにセミボンネットタイプへのモデルチェンジを控えているようなので、世界的な流れということでしょう。
のとほど、このN-VANのパッケージの絶妙さを紹介していきますが、まずはスタイル別のカラーバリエーションをみていきましょう。
タイプ別 外観
G / L
このGとLは商用をメインに考えられたグレードでしょう。装備も簡素化されていて購入しやすい価格帯に設定されてくると思われます。ただし、安全装備「Honda SENSING」は標準搭載です。
FUN / FUN・ターボ
プライベート用として購入する方に人気が出そうなのが、このFUN / FUN・ターボです。
ハイルーフで丸目ライトの穏やかな雰囲気が素敵ですね。じわじわと人気がでて、赤や茶色、ツートンなどのボディカラーが追加されそうな気がします。
COOL / COOL・ターボ
ロールーフ仕様のCOOL / COOL・ターボは同じホンダのN-BOXに近いフォルムでしょうか?N-BOXより荷物を積むことなどに重きを置いた使い方でダークホース的な人気車種になるかもしれませんね。4ナンバーなので維持費もさらに削減できます。
次に、室内空間や開口部分の寸法をみていきましょう。
助手席とリアシートをフラットに収納できることで、最長2,635mmの荷室が現れます。この助手席までつながったフラットな荷室はいろんな場面で非常に役立つことでしょう。
運転席以外がフラットな荷室に!
バイクを積む人などにとって非常にありがたい装備がありました!
運転席側は荷室に出来ないので横幅は半分になりますが、細長いものを積む場合かなり有効なスペースになりますね!
ちなみに、サーフィンのショートボードが170cm~200cm程度、27インチの自転車が175cm程度です。
27インチ自転車サイズ(参考サイズ)
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では、車両後方からのサイズはどうでしょう?
ここでも低床設計が効いてきます
シートの居住性よりも積載能力にこだわった4ナンバー車両のメリットがでているのが、このフラットな低床設計といえます。
アクティ・バンでも荷室の高さは1,200mmしかないのですが、N-VANでは1,365mmと、他のハイトワゴンの室内高MAXくらいが荷室の高さです。また、トヨタのハイエース200系スーパーGLの荷室開口高ですら1,270mmなのです。
ここまで見事なパッケージで登場するとは思っていませんでした。
インパネはどうでしょう?
4ナンバーらしいインパネ
これは商用メインのGというグレードのインパネですが、他の乗用タイプのハイトワゴンと比べると、シンプルなつくりになっています。個人的には必要最低限な機能は標準装備として、他は使い方に合わせてカスタマイズできる方が好みなので、このインパネには好感が持てます。
インパネ周辺のディーラーオプション
これもGの室内ですが、FUNやCOOLではもう少し乗用タイプに近づけてきそうな気がします。
やはり、少し乗用タイプのデザインになっていましたね。
その他のオプションも充実しています。
荷室のディーラーオプション
特にテールゲートバーは重宝しそうですね。
ルーフキャリア
標準搭載となる安全装備
N-VANでは 全グレードに Honda SENSING を標準搭載です。
内容はこちら ↓
10種類の安全装備がついてきます
グレードごとの簡易スペック
全6グレード
ターボ車ではCVTのみの設定となってるようですね。マニュアルミッション車は6速です。
まだ金額が判明していませんが、車は道具!とか、遊び倒したい!というユーザーに受け入れられそうな車に仕上がっていると思います。
改めて「ホンダは小さな乗り物づくりが得意だな」と感じました。