低予算で自作 ミニバン(DELICA)で車中泊ver’2

DELICA D:5 LDA-CV1W

近年、アウトドア好きに注目されているルーフテント。

予算や耐候性・お手軽度の問題から、まだまだ車中泊のほうが圧倒的に多数はといえます。

クロカン系ミニバンで車中泊

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さて今回は、オートキャンプや日帰りキャンプなどレジャー用途で大人気のクロスカントリー系ミニバン「三菱デリカD:5」を使った車中泊プランになります。

実際に、これから紹介する方法を使い数回の車中泊を体験してきましたが、小学校低学年の子供1人を含む親子3人で快適な車中泊が出来ています。

国産ミニバンの中でもアウトドアが似合うミニバンといえば「DELICA D:5」です。

そのデリカD:5を使い「低予算でありながらも快適な車中泊」を目指しました。

ホームセンター等で入手できる身近なもので、簡単に自作可能な車中泊スタイルです。

3列目を残した状態で車中泊する場合

デリカD:5を手に入れてから最初に考えた車中泊プランです。

その時は3列目シートを取り外さず、出来る限り簡単に車中泊を楽しむための方法を検討。

実際に寝転んで感じたのは「3列目の段差が大きい」ということです。

短時間なら我慢できそうですが、長時間の睡眠や連泊をするとなると身体への負担が大きくなりそうな気がします。

2列目+3列目の座面を使った車中泊案

タイミング的にこの方法で車中泊をする機会はなかったのですが、家族3人分の荷物を積んで車中泊することを考えた時、サードシートは取り外してしまったほうがよさそうだと感じました。

高額な専用キットを購入すれば快適なのは確実ですが、DIY好きの私はデリカオーナーの先輩方の実例を元に、安価で面白そうな方法を試してみることにしました。

それでは前置きが長くなりましたが、デリカD:5の3列目シートを取り外した状態で車中泊をする時のプランのご紹介です。

まず、3列目のシートを取り外す

デリカD:5の3列目シートは、1脚につき2本のボルトを取り外せば脱着が可能です。

サードシートの取り外し記事はこちらからご覧になれます

シートアームのカバーをとりはずしボルトを抜きます。

アームカバーに穴をあけて、次からはカバーを外さずに脱着できるように加工するユーザーが多いようです。

デリカD:5のチューニングパーツで有名なTGSさんから工具付きの専用キット(サードシート・デッタッチャブルボルト)が販売されています。

これが秘策 アルミ製フォールディングテーブル

アルミ製フォールディングテーブル=よくキャンプなどで使う折り畳み式のテーブルです。

キャンパーズコレクション

アルミ製フォールディングテーブルはさまざまなサイズが販売されていますが、幅は1200mでDELICAの室内にジャストフィットです。

奥行は800mmか600mmかで迷った末、今回は600mmを選びました。

奥行800mmでもデリカD5の室内にはジャストフィットですが、身長170cmほどの私なら600mmでもじゅうぶんなサイズです。

デリカD:5用として購入するときに注意したいのは、脚の最下部の形状がどうなっているか?ということ。

設置不可能なタイプ

上の画像のような脚の形状だと、車内の横方向の段差(タイヤハウス)に干渉して設置すること自体できません。

いろいろと調べてみたのですが、安価な商品でこの点をクリアしているのはキャンパーズコレクションのフォールディングテーブルくらいでした。

テーブルはどのように使うか?

それでは早速、完成した車中泊の状態です。

寝るときの状態

このとき、2列目のシートは最大限倒して使います。

そして最後尾までスライドさせているので、2列目の足元には靴や荷物を置くスペースが確保できています

バックドアからの出入りが難しいデリカD:5では、この点はかなり重要になってきます。

アルミテーブルの高さを調節

今回は、出来る限りフラットな寝床を目指しています。

そこで、ヘッドレストを取り外し倒した2列目シートの高さに合わせるため、テーブルの脚を95mmほどカットし高さを調節しました。

アルミテーブルの脚をカット

脚をカットしたテーブルの天板の高さは約320mmです。

これでデリカD:5の2列目シートをフラット状態にした高さとほぼ同じになりました。

テーブルの脚の材質はアルミですが、イレクターパイプ用のパイプカッターで切断して、ヤスリでバリをとってあります。

内径25mmの塩ビパイプ

ただ脚を切ってしまうと、屋外でキャンプなどで使う時用に700mmまで高さを上げるためのジョイント脚が繋げられなくなります。

椅子を置いて屋外でテーブルとして使う時のために、連結用の脚を接続可能な状態にすべく内径25mmの塩ビパイプ(長さ100mm程度)を4本作製しておきました。

脚を延ばすための加工

この塩ビパイプに脚を差し込むことで高さ700mm程度のテーブルとして使えます。

塩ビパイプでジョイント

接続部分に若干のゆとりがあるため少しグラグラするので、脚側に塩ビパイプを接着するか、柔らかい素材を挟み込んで固定しても良いかもしれません。

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車中泊時に荷重がかかる部分を補強

車中泊時にはフォールディングテーブルに大きな荷重が掛かるので、天板等が壊れてしまう可能性が高くなります。

そこでテーブルの天板のうえに集成材を2枚載せて荷重を分散させることにしました。

幅1,200mm×奥行300mm×厚み12mmの集成材を2枚並べ、テーブルの天板にかかる体重を分散させます。

ただ単に集成材だけを置いてただけではツルツルと滑ってしまうことや硬いこと等が気になるので、ウレタンと合皮で加工します。

さらにその上にニトリの硬質ウレタンマット(セミダブルサイズ 幅1,200mm×奥行2,000mm×厚み50mm)を敷いて寝心地を向上させています。

クッション付き板を作成

まずは5mm厚の発砲ウレタンを、タッカーを使って集成材に留めつけます。

集成材のクッション用

次に、それを包み込むように車のシートカバーなどにも使われているPVCを使って滑り止め+衝撃吸収+見た目改善を目指しました。

タッカーで留めています

使ったタッカーは、百円均一のダイソーの中でも¥300と高額商品にあたる工具です。

ダイソー タッカー

専用の針は別売りなので+¥100が必要です。

こうして出来上がったパーツをテーブルの上に載せてみました。

ベース部の完成状態

シートカバーと同じ色合いで統一感がでました。

これだけではテーブル中央部分への荷重に対する強度に不安があったので、ジャッキアップ時に使うジャッキスタンド(3.0t対応)を使って支えています。

ジャッキスタンドで補強

ジャッキスタンド設置

高さが数段階に調整可能なジャッキスタンドを使いました。

最上部が凹みのある形状の商品だったことで、テーブルの中央からズレずに安定した設置が出来ています。

ジャッキスタンド

この状態で試しに家族3人で寝転んでみましたが、安定感のある車中泊ベッドが出来上がりました。

2列目シート側から

2列目のシートは座面との段差が大き目なので、クッション等を使って高さを調節すればもっと良い状態にできると思います。

ここまでの状態で室内高は約85cmほど確保できています。

ゆとりの室内高さ

ゆとりある室内高さを確保

厚みのあるエアベッドなどを用いると室内の高さが狭くなるうえに、空気の移動による形状の変化が大きく車内で動きにくくなります。

変わりに衝撃吸収用として5cm厚の硬質ウレタンマットを使うことで、エアベッドの欠点を解消できる仕上がりとなりました。

車中泊 ver’2

結局いろいろと必要になったので予算的に激安とはなりませんでしたが、DIYを楽しめたことも含めて満足いく仕上がりとなりました。

3列目シートが取り外されたことで荷室の横幅も広くなり、快適度と積載量も向上したと思います。

かかった費用

テーブル     ¥5,000

塩ビパイプ    ¥300

集成材      ¥3,500(2枚合計)

ウレタン     ¥2,000

PVC       ¥1,700

タッカー     ¥500

ジャッキスタンド ¥1,500

マットレス    ¥5,000

合計       ¥19,500

おおよそこれくらいの金額がかかりました。

私が購入したデリカは前のオーナーさんが3列目シートを脱着していたらしく、ボルトを4本はずすだけで3列目シートの取り外しが可能な状態でした。

もし、これから3列目シートを取り外せるように加工するキット(TGS等から販売されています)を購入したりすれば、更に¥5,000程度の追加となります。

予算に余裕がある方はルーフテントもおすすめです!



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