三菱のディーラーに車を預けて長距離テスト中のデリカD:5(クリーンディーゼル車)。
アクセルをあけても加速しない症状を確認していただくためのテストでした。
異常を知らせるランプが点灯しない
ASCランプやエンジンチェックランプが点灯するものの、少しエンジンを切って停車すれば何事もなかったかのように再び走り出せたこと数回。
コンピューターに履歴が残っていないことで解決に時間を要しています。
今回は原因を発見できた?!
短い距離を走っても症状が出ないこと、比較的速度の出た状態で起きていることなどを考慮し、ディーラーの整備担当の方が自ら長距離を走行し症状を確認してみたいという申し出がありました。
スロットル清掃、ソレノイドバルブ交換など様々な対策を施していただいても改善傾向が見られなかった我が家のデリカ。
実際に体感していただければ何かわかるかも?ということで、その申し出を受けることにしました。
体感していただいた感想
今まで数回、整備を終えてからのテスト走行はそこまで長距離を走らせていませんでした。
実際に長距離を走らせ整備士さんも「これかな?」という症状を体感されたようで、そうだとすれば「やはりタービンの不具合の可能性が高そう」ということでした。
ASCランプが初めて点灯したのは高速道の下り坂を走行中のこと。
4日間ほどかけて旅に出た時の帰り道でした。
勾配がきつめの下り坂だったためアクセルペダルから足を離したとき、「ピッ」という音と共にいつも平均燃費を表示している部分に車が横滑りしたようなマーク+ASC点検というランプが点灯。
ちょうどサービスエリアの手前だったこともあり、休憩がてら車載の取り扱い説明書を読んだり、ネットで調べたりしました。
そして導き出した結論は「安全運転で帰宅し、できる限り早いタイミングでディーラーに相談」というものでした。
ASCシステム点検表示が消えた
最初のASCランプ点灯時、自宅まで数百キロメートルはある旅の途中だったこともあり、その後も何度か高速道路のサービスエリアに立ち寄りました。
すると、やや長めの休憩の後にエンジンをかけると「ASCランプが消えている」ことに気が付きました。
こんなにすぐに消えるなんて誤作動か?とも思いましたが、念のためデリカオーナーの書き込みを調べてみると、珍しくはない症状の様子。
安全運転を心がけて帰宅しました。
ディーラーでの点検 コンピューターに履歴が無い?!
そして帰宅後早めに近所の三菱自動車さんへ相談に行きました。
このときはすぐに原因もわかるはず・・・と、私もディーラーさんも思っていました。
ところが、車を預けてみると「異常を検知した履歴が残っていない」というのです。
そうなると仮説を立てて対策するしかありません。
更にはエンジンチェックランプまで点灯してしましました。
これも履歴に残っていなかったとうことで、怪しい部位を一つずつ対策し数回の入庫を経て現在に至ります。
不具合は半年間で5~6回しか体感できていない
走行距離8万キロ超の車体を購入し、約7か月後におきた不具合。
その後、長距離移動時に「きそうだな・・・」というタイミングで症状が出たこと数回。
とくに購入後1年ほどたった現在では「ランプは点灯せず、車速が乗らない」という症状が頻発するようになってきました。
一般道路の巡行中であればそこまで恐くないのですが、高速道路の登坂や右折待ちからのリスタートなどというシチュエーションで発生した場合、重大事故につながる可能性も秘めています。
デリカD:5はとても快適な車なので、なんとか元気になって戻ってきてほしいと願います。
メンテナンス費用について
購入時に「万が一に備えて」三菱自動車が展開する中古車つ付けられる手厚い保証に入っていました。
また、半年ごとの定期点検整備(オイル交換含む)も居住地のディーラーさんで受けられる「メンテナンスパック」も同時に契約していました。
もしこのサービスに加入していなかったら、全て自己資金でメンテナンスすることになっていたのでしょうか?
走行距離や症状からして全額自己負担とは考えにくいとは思いますが、想像するとちょっと怖くなります。
保証加入の目的は、転勤族ということもあって移動先の整備依頼先を確保しておきたかったことがメインでした。
ところが、ラッキーなことに自宅から最寄りのディーラーさんが非常に素晴らし対応力をもつスタッフを抱える店舗でした。
私が同乗せず家族が使用する機会も多いので、安心して車の整備をお願いできるのはとても心強いと感じています。
できればあと10年・走行距離30万キロあたりまで乗っていきたいです。