こんにちは。
日本で購入できるのかは不明ですが、かっこよくて楽しそうなバイクを発見しました。
イタリアのFANTICというメーカーです。
そのラインナップの中から50ccのスーパーモタード車両を紹介します。
スポンサーリンク
FANTIC MOTOR
1968年、イタリア北部の街「バルザーゴ」に設立された会社がありました。
それは、アメリカ市場向けのミニバイク、ゴーカート、エンデューロバイク を生産するための会社で、名前はFantic Motor。
翌1969年の11月、イタリアのミラノで開催された国際自転車とオートバイ展示会で、50ccモデルのFantic Caballeroを発表します。
レース用などとは異なり、手ごろな価格でスポーツ的な外観を備えたシンプルなモペットは当時の若者たちに支持されました。
その後1971年には100ccモデル、1974年には125ccモデルを投入し、1975年からはモトクロスチーム(ファンティックモーター レーシングチーム)を結成しています。
更に1977年からはトライアル車の製造も開始し、レース界でも名をはせていくことになります。
一度は工場を閉鎖しましたが、2005年ごろから生産を再開させ、再び魅力的な車両を世に送り出しています。
そんなFantic Motorが欧州で販売しているモデルにはとても素敵なマシンが存在します。
モタード パフォーマンス50 2T
モタード パフォーマンス50 2T
エンジンは、水冷の2ストローク単気筒(ユーロ4適合)です。
排気量は48.9cc、キャブレターはデロルトの16パイを採用。
スターターはキックスタートのみのようです。
50ccながら17インチのホイールを搭載して前後ディスクブレーキ。
アルミ製のスイングアームに正立フォーク。
シート高は驚きの875mm!
重量は85KGと超軽量!
ハンドガードは含まれておらず、付属品として利用できます。
モタード CASA50 2T
モタード CASA50 2T
こちらは、上のパフォーマンスの上級版ですね。
倒立フォークになっていて、重量も1kg軽い84kgです。
一目見ただけで、性能が高い様子が見て取れるあたり、同社のエンデューロモデルと同様な雰囲気ですね。素直にカッコイイと思いました。
ウィンカーなどの保安部品も付いているので、こちらも公道走行可能ということでしょう。
詳細不明ながら、なんだか素敵なFANTICの50ccスーパーモタードモデルを紹介しました。