よほど古い車でなければ、キーレスエントリーシステムが備わっていると思います。
そして、鍵の中には電池が入っていて、一定期間が過ぎれば電池切れにより電池交換が必要になります。
リモコンキー・スマートキー・インテリジェントキーなどと呼ばれるワイヤレス機能が備わった車の鍵は、ほとんどが自分で電池交換できる造りになっています。
デリカD5 鍵の電池を交換
我が家の自家用車は三菱のデリカD5。
購入してから約3年が経過したころ、車のインジゲーター部分に「鍵の電池が減っている」という情報が表示され始めました。
デリカD5のメーター表示
中古で購入しましたが、購入時に鍵の電池を新品に交換していただいていたので約3年で電池の寿命が来たということになります。
小さな電池なのに、3年もの耐久性があるとはすばらしいと感じました。
参考までに、取扱説明書には1~2年で交換と記載されています。
必要な工具は?
さて、デリカD5のリモコンキーを分解すると下の画像のようになります。
分解後のリモコンキー
赤い縁取りは防水パッキンでしょう。
電池は CR2032 3V。
デリカD5の場合、鍵の分解に必要な工具は「マイナスドライバーのみ」となります。
先端部の幅は5~7mm程度のものが良いでしょう。
デリカの鍵とマナスドライバー
凹部に引っ掛けてこじ開けるような方法になるため、ドライバーの先端部が地さ過ぎたり大きすぎたりすると、作業がしづらい可能性があります。
電池交換時のドライバー挿入部
車種別の取り扱い説明書もチェックしましょう
キーの電池交換については、デリカD5の取り扱い説明書にも記載がありました。
デリカD5 取説記載内容
マイナスドライバーで鍵に傷がつくのを防ぐため、薄い布等でドライバーの先端を覆うと良いでしょう。
デリカの場合、鍵にビスなどは使われていないため少し力を加えれば電池交換ができるようになっていますが、他の車種ではネジを使用していたりするケースもあるようです。
電池切れでも金属製の鍵部を使用すれば車を動かすことは可能ですが、キーレスエントリーシステムに慣れてしまうと不便に感じてしまいますね。
電池交換してみました
さて、いよいよ電池交換を行います。
↓ 手順を簡単に示すと以下のようになります ↓
・マイナスドライバーでこじ開ける
・電池を取り換える
・元通り組み立てる
それぞれの工程を少し詳しく紹介します。
マイナスドライバーでこじ開ける
分解時の作業です。
鉄の鍵が刺さってる側に凹部がありますので、そこを利用してこじ開けます。
電池交換
電池はボタン型のCR2032です。
100均でも手に入ると思いますが、大切なパーツですので質の良い製品を選ぶことをお勧めします。
画像のマイナスドライバーが刺さっている位置に、電池交換用のくぼみがあるので、そこを利用して交換します。
組み付け
元の状態に戻すため、カバーを組み付けます。
念のため、開けた時の手順から真逆の方法で組付けていきました。
これでスマートキーの電池交換は完了です!