後部座席モニターの固定方法を考える
自動車での長距離移動時に欠かせないポータブルDVDプレイヤー。
DVDプレイヤーや車載モニターを、ヘッドレスト部分に安定して固定できる方法を発見しました。
4日間にわたる旅行で約1,500kmを走行した車内でも抜群の安定感と使いやすさを体感したその方法は、コスト面でも非常に優れたものでした。
我が家が車の中でポータブルDVDプレイヤーを使い始めてから5年ほど経過しました。
これまでは市販の車載ホルダーなどを使っていましたが、どれも安定感にかけていました。
長距離移動が多いので、できればガッチリと固定出来てDVDの入れ替えも簡単に行える搭載方法が無いかと考えていました。
ヘッドレスト部へのポータブルDVDプレイヤー搭載方法
今回はポータブルDVDプレイヤーに限定して、私の実体験をもとにした3つの設置方法と、そのレビューをご紹介いたします。
最新ベストプラン トレーに載せる
現在の最新状態です。
今までも何パターンかの車載方法をためしてきましたが、どうしても安定感にかけていました。
DVDプレイヤーが落下し故障してしまったケースもあったので、安定感を最優先しました。
使用しているトレーは、前席のヘッドレストのシャフト部分にベルトで取り付ける折り畳み式の商品です。
最大積載重量は2.0kg。
私が現在使用しているポータブルDVDプレイヤーは10インチで、重量は約900g。
DVDを見ないときには、食事用のトレーとしても使えます。
ヘッドレストシャフトへの取り付けは、同梱のベルトで行います。
しかし、これだけだと1kg近いプレイヤーを載せたままで走行したときに、振動などでベルトが緩んでしまいそうな気がします。
そこで、補強用として100円均一のお店で売っていた伸縮可能なマジックテープ式のベルトを用意しました。
2本セットだったので、1本はトレーとDVDの固定し、もう1本はヘッドレストシャフトとトレーを固定しました。
ベルトによる固定の効果で、シートとトレーの隙間がなくなり、振動で緩むリスクが減ったのではないかと感じます。
上から見ても、シートとトレーがピッタリとくっついているのがわかりますね。
この状態だと、DVDの入れ替えも簡単にできるので、トレー&プレイヤーの操作に無理がなく、耐久性にも期待できそうな気がします。
2019年4月現在、デリカD:5ではこの状態がベストと思い使用しています。
フリップダウンモニターも検討しましたが、頭上にサーフボードを積んだりしたときに使えなくなるので却下となりました。
2代目 ブラケットを使った搭載方法
トレーを使う前の搭載方法です。
ヘッドレストのシャフトに固定したブラケットに、ポータブルDVDプレイヤーやタブレットを搭載する方法です。
半年間ほど使用し使い勝手は悪くなかったのですが、どうしてもプレイヤーが落下してしまうのです。
また、DVDの入れ替えなどで角度を変えたときに少しだけネジが緩むことが多く、角度が固定されないこともありました。
車に乗り込む際などに身体が接触することも多く、樹脂製のアームが折れてしまったこともありました。
この取り付け方法は2つの商品を混ぜ合わせて使っていた時期もありましたが、思ったより耐久性に欠ける搭載方法だと感じました。
初代 プレイヤー同梱の布製カバー
一番最初に使っていたのはプレイヤーに同梱された布製のカバーです。
ヘッドレストにベルトで固定しカバーの中にプレイヤーを入れて使うのですが、DVDの入れ替えにはカバーからプレイヤーを取り出す必要があります。
その操作によって、カバーが傷みやすく使い勝手もよくありませんでした。
結果的には半年もたずにカバーが破れてしまいました。
まとめ
何にしてもそうですが、実際に使ってみないとわからないことって多いものだと改めて感じました。
この記事を書いている2019年4月現在のトレーを使った最新状態が、どこまで満足いく仕様なのか。
今まで体験してきた方法との比較も含めてお伝えしていければと思います。
4日間かけて1,500kmを走った家族旅行で、トレーを使った方法がベストだと判断しました。
安定感は抜群、DVDの入れ替えも簡単、DVDを観ないときは飲み物や食事用のトレーとして重宝する、導入価格も¥2,000以下。
固定用ベルトも思ったより緩まず、重さで下がってくることもありませんでした。
ポータブルDVDプレイヤーの車載方法に悩んでいる方はぜひお試しください。