格安スマホ(格安SIM)の電波は、ドコモ・au・ソフトバンクと何ら遜色ない範囲で届くことがお分かりいただけましたか?
MVNOは3大キャリアから回線をレンタルしているのですから、それを知ってしまえば当然の結果といえます。
では、動画や画像の読み込み速度には違いがあるのでしょうか?
データ通信が苦手な時間は存在する
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ズバリ言います。
はっきり体感できるほど遅くなる時間帯が存在します。
楽天モバイルとmineoの2社で契約したSIMを実際に使ってみたところ、一日に3回の読み込みが遅くなる時間帯を確認できました。
1日3度 通信速度が遅くなる
■1回目は朝の8時~9時ごろです。
通期や通学で多くのユーザーがネットに接続する時間帯です。
■2回目はお昼の12時~13時です。
会社員や学生さんのお昼休憩時間と重なります。
■3回目は夕方18時~19時ごろです。
仕事や学校が終わり、終電に乗ってネットに接続している方が多い時間帯でしょうか。
なぜ遅くなる?
私、この現象のことは格安スマホに乗り換える時にすでに調べてありました。
速度が遅くなる理由は、格安スマホ会社が3大キャリアの設備の一部分をレンタルして通信サービスの運営を行っているからです。
遅くなる時間帯=ネット接続するユーザーが多い時間帯です。
3大キャリアは設備に余裕があるのに対し、格安スマホ会社はちょっと窮屈な状態にあります。
道路ならば渋滞の起きている状態・温泉なら混雑している状態などと想像していただければ、その様子がなんとなく感じ取れるのではないでしょうか?
格安スマホとは言えないと思いますが、Y’モバイルとUQモバイルの速度が速いと言われています。
ソフトバンク(Y7モバ)とau(UQ)のサブブランドなので、他の格安スマホ会社より少し高めの金額に設定しているかわりに、快適に使えることをアピールポイントにしているためではないかと考えられます。
実際に使ってみた感想
自宅は無線LANでWIFI環境が整っています。
楽天モバイルは、ドコモ回線・通話SIM(3.1GB)・OPPO製端末(AX7)で利用中。
通話は使った分だけ支払いますが、ほとんどLINE電話なので平均的な金額は¥1,800/月(税込み)くらいで収まっています。
朝はスマホでネットに接続することは少ないので問題なし。
昼は食事中のことが多いのですが、動画を見なければ気になるほどではありません。
混雑する時間帯はコンビニなどの無料WiFiをうまく利用すればデータも消費せず快適に使えます。
無料の接続アプリ(タウンwifiなど)を利用すると、自動ログイン機能があって便利です。
夜はまだ仕事中のことが多いため、あまり使っていない時間帯になります。
遅い時間帯を避けているうち、外出時に過度にスマホに依存することもなくなり健康的な生活になってきたようにも思います。
mineoは解約してしまいましたが、au回線・3GB・アイフォン6で使っていました。
2018年の楽天モバイルとの比較になりますが、お昼の時間帯は非常につながりづらいと感じたことが多かったと記憶しています。
格安スマホ(格安SIM)はオススメできる?
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自宅にwifi環境が整っていて、固定電話に対する通話が少ない方には非常にオススメできると思います。
ただし、外出先で動画の視聴時間が長い方は、場合によっては不向きかもしれません。
格安SIMを提供している会社は上位10社ほどにシェアが集中していますが、そのほとんどが大手企業が運営する通信部門といえます。
その点では安心できますが、SIMロックの解除方法や番号引継ぎなどの諸手続きのことを把握した状態でないと、契約するときに先に進めなくなるかもしれません。
とくに、今お使いのスマホがそのまま使えるかどうかの確認などは必ず行うと思いますので、ある程度の知識を備えたうえで乗り換えることをお勧めします。
難しくない!格安スマホへの乗りかえ
最終的に楽天モバイルをメイン端末として利用している私ですが、auから乗り換えるにあたってとにかく調べまくりました。
イオンモバイルに決めようとしていた時期もありましたし、今は楽天モバイルに統合されたFREETELにも興味を持っていました。
この2社の良いところは「実店舗で契約できる」という点です。
乗り換えるにあたり、ナンバーポータビリティを利用したり、解約手続きや新規登録手続きなど、さまざまな手続きがあります。
特にスマホ等に詳しくない場合、実店舗で対面で相談できる安心感はキャリアに軍配が上がります。
それでは、次の記事で「格安スマホに乗り換えようと思ったとき調べておきたいこと」をお話しします。