ニコンFX機 ×1.2&DXクロップ

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デジタル一眼レフでレンズ交換する目的の一つに「映る範囲(写る大きさ)を変える」ことが挙げられます。

コンデジやミラーレスで用いられることが多いデジタルテレコンも、望遠性能を追加することが出来るため目的は似ています。

ニコンのフルサイズ機(FXフォーマット)で実際の写りを確認

今回、縁あってニコンのフルサイズ一眼レフ機「D750」を入手したため、本来のフルサイズの画角と1.2倍&DXクロップでは、どれくらい撮影範囲が異なるか比べてみました。

画像はブログ掲載用に圧縮しています。

レンズはタムロンの24-70mm f/2.8 A007Nを使用しました。



焦点距離=70mmで撮影した画像

焦点距離をレンズの望遠端70mmに固定し、それぞれの画角をチェックしていきます。

まずはFXモード

 

D750 A007N

70mm f/5.6 ISO2000 1/80

 

次に1.2倍

D750 A007N

70mm f/5.6 ISO2000 1/80

地球儀が少し大きくなりました。

 

最後にDXクロップ

D750 A007N

70mm f/5.6 ISO2000 1/80

けっこう大きくなりますね♪

並べて比較

3枚を並べてみると・・・

D750 A007N



左から FX 1.2倍 DXクロップ

私のD750の画像サイズですが、PCでの作業性を考慮してやや小さめに設定しています。

その状態でファイルサイズ(縦×横)を比べてみると、以下のようになりました。

FX:4,512 x 3,008

1.2倍:3,752 x 2,504

DXクロップ:2,944 x 1,968

FX→1.2倍・・・4,512÷3,752=1.2025

FX→DXクロップ・・・4,512÷2,944=1.5326

1.2倍→DXクロップ・・・3,752÷2,944=1.2744

このように、70mmのレンズでも焦点距離を84~105mm相当まで伸ばすことが出来ます。

DX機の1.3倍クロップでは

フルサイズセンサー搭載のFX機にこのような機能が備わっていることで非常に使い勝手の良いニコン製一眼レフ機ですが、APS-Cセンサー搭載のDX機にも同様の機能が備わった機種が存在します。

私の所有するD500で300mmの望遠レンズを使用したとき、焦点距離は通常1.5倍(APS-Cセンサーの特徴)の450mmですが、更に1.3倍の585mm相当まで望遠効果を得ることが出来ます。

センサーサイズによる効果=1.5倍に加え、1.3倍のクロップ効果を掛け合わせると、1.95倍の望遠効果が得られることになります。

400mmのレンズを使えば、780mm相当となります!

さすがにフルサイズで600mmを超えるレンズだと、レンズだけで2kgほどあるうえに長さも太さかなりのモノになります。

その焦点距離を手持ちで何とかなる約1kg程度のレンズで撮影できるため、使用機会の多い機材となりそうです♪



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