屋根付きバイクといえばADIVA改めaideaが有名です。
リアボックス部分に収納可能なルーフを備え、屋根付きながらバイクとしての開放感は損なわない秀逸な造りです。
日本に旧くから存在する屋根付きバイク
日本にも屋根付きのバイクが存在しています。
ホンダのジャイロキャノピーという車種で、ピザの配達などで利用されているため多くの方の目に映っているはずです。
車体は50ccのスクーターほどの大きさで後輪が2輪の3輪車ですが、原付1種のカテゴリーに区分されています。
HONDA ジャイロキャノピー(ガソリン車)
2021年冬に世界各国から2030年頃をめどにガソリンエンジン車の新車販売を規制するアナウンスが続々と出ている中、ホンダは電動ジャイロの市販を発表し注目を集めています。
2020年12月現在の「ホンダe:ビジネスバイク」リーズ
2020年12月現在、ホンダのラインナップ中、電動化されたビジネスバイクが3タイプとなりました。
ジャイロ:e
ジャイロキャノピー:e
ベンリィ:e
「GYRO e:」「GYRO CANOPY e:」を市販予定車として発表 法人向けビジネス用電動バイクを「Honda e: ビジネスバイク」として展開
Hondaは、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack(モバイルパワーパック)」を、使用したビジネス用電動三輪スクーターの市販予定車として「GYRO e:(ジャイロ イー)」、「GYRO CANOPY e:(ジャイロ キャノピー イー)」を発表しました。
これにより、2020年4月より法人向けに販売している、ビジネス用電動二輪車「BENLY e:(ベンリィ イー)シリーズ」とあわせ、モバイルパワーパックを動力用電源に使用した、法人向けのビジネス用電動二輪車、三輪スクーターを「Honda e: ビジネスバイク」シリーズとして展開していきます。
GYRO e:
GYRO e:は、配達に便利な大型・低床のリアデッキを採用した電動三輪スクーターです。2019年の「第46回 東京モーターショー2019」で発表され、来春の市販を予定しています。
GYRO CANOPY e:
GYRO CANOPY e:は、1990年の発売から30周年を迎えた今も、積載性に優れ宅配などのビジネス用途で活躍している、原付三輪スクーター「ジャイロキャノピー」のコンセプトを継承した、電動三輪スクーターです。このモデルは、来夏に市販を予定しています。
BENLY e:
交換式バッテリー採用
Honda Mobile Power Pack
Honda e: ビジネスバイクは、交換式バッテリーを採用していて、充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電されるのを待つことなく走行が可能になります。また、さまざまな業種の事業主の皆様の用途に応じて、電動の二輪車や三輪スクーターを選択できるとともに、モバイルパワーパックを共用できます。これらの取り組みを通じてHondaは、従来のガソリン車のモデルに加え、Honda e: ビジネスバイクを含めた選択肢を広げることで、日々の業務をサポートしていきます。
このように、ホンダが動き出せば日本国内のバイクの電動化は一気に加速しそうな気がしてなりません。