子供用の一輪車を購入するために訪れた自転車屋さんに、電動バイク【BLAZE SMART EV】が展示してありました。
店員さんに声をかけると、試乗車もあるというではありませんか!
早速、お言葉に甘えて試乗してみることに。
EV初体験
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私自身、自動車では仕事でハイブリッドのTOYOTAアクアに乗っていた時期がありますが、2輪EVは初めての体験となります。
アンダーフレーム上部にある電源スイッチをONにし、更にメインキーで電源を入れると、メーターの液晶部分にデータが表示されました。
パワーモードを設定
BLAZEには5段階のパーワーモードが備わっています。
狭い試乗エリアだったため、店員さんが「モード3」に設定してくれました。
最大出力のモード5に設定しても、最高速度は30km/hを超えないように設定されているとのことです。
ということは、モード5では最高速度に到達するまでの事案が早い=加速能力が高いということでしょう。
アクセルは一般的なバイクと同じスロットル型
水上バイクのようなレバー式のアクセルも存在する中、BLAZEは一般的なバイクと同様のスロットルを採用しています。
原付やバイクから乗り換えても違和感なく操作できると感じました。
ただ、ステップ周辺には足の置き場しかないため、リアブレーキもハンドレバー方式となっています。
右足でリアブレーキを操作するバイクとは異なり、多くのスクーターが採用している右レバー=前輪ブレーキ、左レバー=後輪ブレーキとなっています。
自転車からの乗り換えの場合には、こちらのほうが操作しやすいでしょう。
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気になる部分
そのほか、公道を走行するにあたり気になる部分がいくつかありました。
まずはキャスター角。
路面に対して前輪を支えている軸(フロントフォーク)が垂直ぎみです。
アメリカンなどゆったり走るのに向いたバイクはキャスター角が寝ていて直進安定性が高められている車種が多いのですが、BLAZEは最新のスーパースポーツ車よりも激しいのでは?と思わせる垂直具合です。
次に、軽の小さなホイール。
細く、小径なホールとタイヤは路面の凹凸やうねりに対して敏感に反応すると思われます。
大き目の段差越えでは、直立気味のキャスター角と相まって転倒リスクが高そうだと感じました。
速度が出ないため問題ないのかもしれませんが、個人的にはこの2点がとても気になってしまいました。
EV初体験の感想
車体が軽量ということもあり、モーターならではのトルクは扱っていて楽しいと感じました。
ある程度速度が乗った状態からの再加速は体験出来ませんでしたが、より安定性のある車体に低速トルクの太いモーターが乗っていると想像してみると、車体を寝かしてコーナーリングするときレシプロエンジンの車両よりもアクセルワークがシビアになりそうだと感じました。
しかし、そのあたりは電動のメリットを活かした出力特性の制御が可能なのでしょう。
未来の乗り物だと思っていたEVはすぐ身近なところまでやってきていることを実感した一日となりました。
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