デジタルカメラで遠くの被写体を撮影しました。
使用したカメラ
今回比較したカメラは2機種。
共に望遠性能を期待して手に入れたモデル。
メーカーはどちらもパナソニック。
被写体は遠方のサーファーです。
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ミラーレス一眼カメラ LUMIX DMC-G8 レンズ:100-300mm
1台はマイクロフォーサーズセンサーを搭載したLUMIXの中級機DMC-G8。
レンズは100-300mm(35mm換算 200-600mm)F4.0-5.6を使用。
ボディ内手ブレ補正+レンズ内手ブレ補正(POWER O.I.S.)で望遠でも手ブレを抑えた撮影が可能。
F6.3 1/640 300mm(35mm換算600mm) ISO320
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最強コンデジ LUMIX DMC-FZ1000 一体型LEICAレンズ搭載
もう1台は最強のコンデジと言われるDMC-FZ1000。
センサーはコンデジの中では大きい1型を装備。
レンズはライカ エルマリート 35mm換算=25-400mm F:2.8-4.0。
iAズームを使えば800mm~1120mm相当まで対応します。
FZ1000も手ブレ補正(POWER O.I.S.)を搭載しています。
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撮影中に感じたこと
どちらの機種にもいえることですが、ファインダーを使用した撮影のほうが被写体を追いかけやすいと感じました。
若干のタイムラグがあるため、動きを予測しながら連写しています。
FZ1000は連写時間も長く数秒間の撮影が可能でした。
G8は連写速度は速いのですが、数秒ごとにインターバルが必要となるためシャターチャンスを逃すことがありました。
次に比較する機会があった時には、低速連写や連写時間をもう少し細かく確認できたらと思います。
どちらが優れているか
レンズ交換する余裕があって細かく設定を変更しながら撮影するなら、M4/3中級機のG8が良いと感じました。
絞り値もカメラ側でF22まで設定可能なうえ、各種設定の呼び出しも多くのfnボタンやダイアルが非常に役立ちます。
また、ボディ内手振れ補正も与えられており、レンズとあわせてDUAL I.Sという高度な手振れ補正機能が遠くの被写体を撮影するのに役立ちます。
液晶画面もキレイで、ファインダーの画像もとても見やすく感じました。
一方、FZ1000はF8までしか絞り値の設定がないのですが、広角側25mm~望遠側400mmという広範囲を素早くカバーできるところが魅力です。
若干の画質低下も許容範囲であれば、iAズーム&デジタルズーム機能を用いて800mm~1120mmと驚愕の望遠性能も持っています。
F2.8~4.0のLEICAレンズのおかげで暗所性能も高く、これ1台あればほとんどのシチュエーションをカバーできるでしょう。
コンデジとはいえ、画質も良く電源ONからの起動が早いのでお子さんのイベントにも活躍すると思います。
気軽に持ち出せるFZ1000か、しっかり写せるG8か・・・
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