こんにちは。
私が勝手に考えた「つきあいやすそうな125ccシリーズ」第3弾でご紹介するのは、リーズナブルな価格設定とほどよいサイズ感で人気が続いているスズキのシティコミューター「GN125」です。
1980年代の雰囲気をもち、アメリカン・スタイルでツーリングにも使えそうなバイクGN125とはいったいどのようなバイクなのでしょうか?!
SUZUKI GN125
2018年現在、新車で日本国内に流通しているのは、GN125という中国で生産されたモデルのみです。
スズキは中国のバイクメーカー大長江集団に技術供与をしています。
その大長江集団が製造したGN125を輸入して日本国内で販売している業者さんがいてくれるおかげで、お手頃な125ccに乗ることが可能となっているのですね。
中国生産 GN125 キャストホイール
GN125というバイクは、1982年にスズキが日本国内で販売を開始していました。
中国モデルはキャストホイールしか存在しないのですが、日本で生産され海外に輸出していたモデルではスポークホイール仕様も存在していたようです。
スポークホイールのGN125
日本製のGN125は国内では1999年まで販売されていましたが、排ガス規制や販売不振によってその歴史に幕を閉じました。
ただ、海外ではこの時まだ人気があったことで輸出モデルの製造は続けられていたということです。
GN125 簡易スペック
エンジン 空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量 124cc
最高出力 12.5馬力
乾燥重量 110kg
参考乗り出し価格 ¥200,000前後
メーターも大きくて見やすい2眼メーター
アメリカンな外観とは裏腹に、単気筒エンジンとしては比較的高回転型のものが搭載されています。
ノーマル状態でもアクセルをしっかり開けて乗ればそれなりに走るようですが、キャブレターを口径の大きなものに変えれば、もっと楽しめそうですね。
しかし、何と言っても新車で20万前後で乗れてしまうのがこのGN125というバイクの魅力ではないでしょうか?
シートも大きく2人乗りも楽々こなし、キャリア付きなのでBOXを付ければ荷物も積めて、燃費もよい。
通勤通学などに経済的な1台が欲しければ有力な候補に挙がりそうですね。
GN125のライバル
このクラスのライバルとしては、ヤマハのYBR125やヤマハのXTZ125あたりが有名です。
国産の125ccがどんどん高額になっていく中、通勤&通学などでバイクが必要な場合、このようにリーズナブルな車両が流通しているのはありがたいことです。
消耗品の入手さえ問題なければ、長い間乗れるのではないでしょうか?
2018年10月8日 追記
125ccクラスの車種が豊富な欧州ですが、英国からもお洒落な125ccが上陸するようです。
価格次第ではGN125などの協力なライバルになりそうですね。
車両価格は50万円前後ということが判明しました。
通勤通学用と考えればリアキャリアを装備したGN125やYBR125が使いやすそうですね。
お洒落な街乗り用バイクを探しているのであれば、MUTT MOTORCYCLESも候補に加えても良いのではないでしょうか?