ホンダの原付スクランブラー「CL50ベンリィ」。
1997年に復刻版で登場し、ビンテージ感あふれるスタイルで人気を博したモデルです。
オフロード走行向けのカスタム
過去のダート走行でも同様のカスタムを施しましたが、今回もCRF50用のステップバーを流用してロー&ワイドステップ化を行います。
部品番号 50610-GEL-A00
最初にオーダーした年式では欠品していたようで、2000年頃の年式で再度オーダーし直しました。
ラベルを見るとフィリピン製となっていることがわかります。
金額は税込みで¥5,700程度。
CRF50用ステップバーと汎用品のワイドステップ
ワイドステップは汎用品で、¥2,000程度の品を用意しました。
車体に取り付けてみる
CL50にCRF50用のステップバーを使用すると、ノーマルのステップ位置から高さが数センチ下がります。
CL50 チェンジペダル側
チェンジペダルをシーソー式にしているとご覧のようなステップとの位置関係となるため、意図せずギアチェンジしてしまうことがありました(ペダル後半分の上部をかかとで踏んでしまう)。
特に、ダート走行する際にはオフロード用のブーツを履いて乗るため靴底が大きくなることから、シーソー式でないチェンジペダルに交換して乗ることを考えています。
公道用では靴の痛みが少ないシーソー式ペダルで乗っていきます。
そして・・・
CL50 ブレーキ側
過去のダート走行時にも問題となったブレーキペダルとの位置関係です。
ノーマルのステップ高はオイル挿入用のキャップ付近なのですが、CRF50用のステップバーを用いるとかなり低い位置に下がります。
チェンジペダルは角度を変えることで対応可能ですが、ブレーキペダルは調整で済むレベルではありません。
ロッドなど全体の形状を確認しつつ、何か適切な形状のペダルが無いか探してみたいところ。
CRF50やモンキーなど、ステップバーがフラットぎみのバイク用であればフィットするかも?!
溶接も必要
実は・・・CL50とCRF50用のステッパーには大変重要な違いがあります。
それは、サイドスタンドのリターンスプリングの取り付け位置です。
CL50は外側に、CRF50は内側にスプリングが着く造りです。
これはどうにもならないので、CL50用のサイドスタンドにボルトを溶接してもらい、事なきを得ました。
思ったより大掛かりな変更となりそうです。