デジタルカメラの持ち運びには緩衝材入りのカメラバッグが適しています。
外部からの衝撃を和らげ安全に持ち運べることが最大の魅力ですが、近年ではデジタルカメラの小型化に伴いお洒落なカメラバッグが登場しています。
CHUMSカメラバッグの容量をチェックしてみた
アウトドア用品やキャンプ用品を扱うお店でよく見かける「CHUMS(チャムス)」というブランド。
かわいいペンギンのマークでおなじみですよね。
そんなCHUMSから発売されているお洒落なカメラバッグがあります。
カメラボストン スウェットナイロン
CHUMSのHPから画像を拝借しました。
2021年3月現在のラインナップと思われます
2021年3月現在、希望小売価格は¥7,480-となっています。
ほどよいサイズ感にお洒落なデザインで、「いかにも、カメラバッグ感がない」ところが良いですね♪
デジタル一眼レフは入るのか?
HPに掲載されているサイズは、H 18 X W 28 X D 15cm となっています。
高さ 18cm
奥行 15cm
幅 28cm
では、このお洒落なカメラバッグには、どれくらいの大きさのカメラやレンズが入るのでしょうか?
試してみた機材は以下の通りです。
■カメラボディ
ニコン D7200
ニコン D5500
パナソニック DMC-GF9
ニコンのD7200とD5500は一眼レフ、パナソニックのGF9はミラーレスです。
■レンズ
ニコン AF-P DX18-55mm
タムロン 17-50mm f/2.8 (B005N)
タムロン 70-200mm f/2.8
シグマ 18-250mm SO HSM
パナソニック 12-32mm
タムロン 14-150mm (C001)
パナソニック12-32mmと、タムロン14-150mmはマイクロフォーサーズ用です。
カメラバッグに入れてみました
まずは最も大きいボディのNIKONのD7200 + タムロン大口径17-50mm f/2.8です。
一眼レフ中級機+大口径標準ズームレンズの場合
D7200 + B005N
横向きに入れてみましたが、このセットではカメラ&レンズに加え充電器なども持ち運べそうです。
交換レンズは入りそうにありません。
一眼レフ初級機+レンズキット標準ズームレンズの場合
D5500 + AF-P DX NIKKOR 18-55mm
初級機のD5500は非常にコンパクトなボディなので、小さなキットレンズとの組み合わせでは2セットくらい入りそうなサイズ感です。
これなら、ダブルズームキットの望遠レンズAF-P DX NIKKOR 70-300mmも一緒に入りそうですね。
一眼レフ中級機+高倍率ズームレンズの場合
D7200 + SIGMA 18-250mm OS HSM
旅行に便利な高倍率ズームレンズをAPS-C一眼レフD7200に取り付けたセットです。
横に寝かせたら簡単に入りますが、ほかのカメラと2台持ちは難しいようです。
入るには入るのですがレンズの先端がクッションの位置からはみ出しているため、何かにぶつけて破損させてしまう可能性が高そうです。
一眼レフ初級機&標準ズーム+ミラーレス一眼&標準ズーム+α
D5500 + AF-P DX NIKKOR 18-55mm
GF9 + G VARIO 12-32mm
TAMRON 14+150mm Model C001
レフ機の中でもコンパクトなD5500+標準ズームに加え、ミラーレスの中でもコンパクトなGF9+標準ズームの2台をいれてみました。
それでもまだ余裕があるため、マイクロフォーサーズ機の高倍率ズームレンズTAMRON 14-150mmも入れてみました。
充電器なども入る隙間があるため、ちょっとした旅行程度ならじゅうぶんに対応できそうです。
大三元 望遠レンズの場合
TAMRON 70-200mm f/2.8
こだわりのレンズを持ち出したいとき、ボディが入る隙間がありませんでした!
このようなレンズを持ち出すにはCHUMSのカメラバッグでは少し頼りないため、もっと収納力や保護能力の高そうなバッグが適しているでしょう。
クッション材は取り外せます
カメラバッグは、中の仕切りやクッション材を取り外して使えるものが多いようです。
仕切り材はマジックテープで好きな位置にずらして使用可能
一見するとコンパクトなカメラバッグですが、大きなレンズを持ち出さなければ「カメラ・レンズ・充電器・スマートフォン・財布」程度なら収納可能なようです♪