空気が抜けた自転車のタイヤ。それ、パンクではなくバルブの劣化かも?!

自転車のパンク修理 お役立ち情報

何日か乗らなかった自転車のタイヤがペシャンコになっていたことはありませんか?

そのとき「パンクしたかな?」と考える方も多いでしょう。

ところが、タイヤチューブに穴が開いたパンクとは異なり、空気が漏れているだけということもよくあります。

ではどうしてタイヤから空気が漏れてしまうのでしょう?

バルブという部品のゴムがかなめ!



実は、タイヤチューブの空気が漏れる原因はとても小さな部品に起因することがあります。

その部品というのが「バルブ」と呼ばれる小さなパーツです。

タイヤバルブ

ゴムが劣化したバルブ

上の画像の部品が一般的な自転車に用いられているバルブです。

本来はゴムが穴をふさぎ、空気が漏れないようにできています。

スペシャルバルブ

バルブ周辺部品

バルブは空気を入れるために空気入れを取り付ける位置にあるのですが、普段は上の部分しか目にすることがありません。

実際には上の画像のような位置関係で取り付けられています。

空気が漏れにくいバルブに交換

子供の一輪車のバルブを交換したときに1つ余っていた交換用バルブ。

一般的なものとは少しつくりが異なり、空気が入れやすく漏れにくいと書かれていました。

スペシャルバルブ

一般的なバルブとスペシャルバルブ

上の画像で見る限り、ゴムで気密性を維持しているのは同じですが、空気の通路(穴)をふさぐ方法に違いがあるようです。

一般的な英式バルブではプランジャーの穴をゴムで塞いでいます。

スペシャルバルブはプランジャーのは塞がず、バルブが収まっているチューブのパイプとプランジャーの接点をゴムで塞いでいるようです。



実際の使用感は?

最後に空気を入れてから半年ほど経過した一輪車のタイヤですが、全くといっても良いほど空気は漏れていませんでした。

今回、バルブを交換したのは購入から5年経過した26インチの自転車。

一般的な英式バルブを使用していたため、問題なく使用できました。

自宅から2kmほどの場所まで自転車に乗ってみましたが、一輪車同様タイヤの空気が漏れている感覚はありません。

もし、タイヤの空気が漏れていたら、このスペシャルバルブで修理可能かもしれませんね。



 

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