1990年ごろ、知人からCANONのEOS KISS(フィルムカメラ)を借りたことがあります。
3脚に固定したカメラのシャッターを数秒間空け、初めて夜景を撮影したときの楽しさはいまでも忘れません。
あれから30年の月日が流れ、時代はデジタルへと進化しました。
現在はミラーレス一眼カメラも所有していますが、ファインダーをのぞきながら動きのある被写体を追いかける楽しさを求め、ニコンのAPS-Cフラッグシップ機【D500】を手に入れました。
正直なところ「宝の持ち腐れと言われそうなハイスペック機を手に入れてしまった」という感覚も残っています。
それは、大三元など高性能かつ高額なレンズを所有していないことを理由として挙げています。
高性能なボディに見合うレンズを検討し、素人目線で出した答えは「まずは純正の手ごろなレンズを手に入れる」という内容でした。
そして、PHOTOHITOなどで実例を確認し流通している価格を調べた結果、Nikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm 1:4.5-6.3G ED VR というレンズを購入しました。
AF性能が高いとの噂
いわゆる大三元望遠レンズのF2.8通し・70-200mmなどは重量も1.5kgほどあるため、気軽に持ち出せない感じでした。
過去に所有していたCANONの白いLレンズ(70-200)を持ち出すたびに、その存在感・圧迫感・重量に疲れてしまったことがあります。
たしかに綺麗に写るのですが、子供の運動会などにはとても持っていけない雰囲気です。
そこで、軽くて気軽に持ち出せる写りの良いレンズ(わがまま)を求めて、たどり着いたのがこのレンズです。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
発売日は2016年9月16日と、レンズ購入時点では比較的新しい商品です。
高いAF性能を備えた軽量コンパクトな超望遠ズームレンズ
AF駆動にステッピングモーターを採用し、高速で静粛なAFを実現した「AF-Pレンズ」。よりスムーズで静かなAFは、動画撮影にも適しています。焦点距離300mmまでをカバーする超望遠ズームレンズながら、小型・軽量化を達成するとともに、超望遠撮影をサポートする手ブレ補正効果4.0段※(CIPA規格準拠)のVR機構も搭載しています。EDレンズの採用により色収差の少ない優れた光学性能を備え、スナップ撮影や運動会、発表会など、多様なシーンで活躍します。
AFの性能が高いため、D500との組み合わせはかなり期待できそうだと感じました。
ただ、発売時期が新しいがゆえに、旧い機種では使用できないボディもあるようです。
AF-P DX NIKKOR 18-55mm も所有しています。
D500を購入した際に、最初に手に入れたレンズはAF-P DX NIKKOR 18-55mm f3.5-5.6G VRでした。
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
AF-P DX NIKKOR 18-55mm ボケ味チェック♪
発売日は70-300と同じで、中級機D5600などのダブルズームキットなどにセットされているようです。
実際に使用してみましたが、このレンズは本当に「静か&瞬時」にピントが合うので、最初は合掌したのかがわからなかったほどでした。
ということで、おなじAF-Pタイプの望遠レンズにも期待し、飛行する猛禽類をとらえてみました。
AF-P DX NIKKKO 70-300mm AF追従性チェック♪
35mm換算の焦点距離105~450mmをカバーし、D500などのボディ側で1.3倍クロップ機能を使えば最大585mmまで寄れる望遠レンズ。
重量は415gと非常に軽量に仕上がっており、機動力の高さは抜群だと感じました。