相変わらず、マイクロフォーサーズ機を満喫している筆者です。
今回は、お洒落な外観とボディ内手振れ補正でカメラ女子からの支持率が高いと評判のオリンパス製ミラ-レス一眼「PEN E-PL9」と、同じくボディ内手振れを搭載し動画性能に定評のあるパナソニック製ミラーレス一眼「LUMIX DMC-G8」のAF性能を比べてみました。
比較に使うレンズは「CANON EF50mm f1.8 Ⅱ」。
使用するボディはマウントがM4/3なので、コムライトのレデューサーレンズ付きマウントアダプター(×0.7booster)を介しての使用となります。
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E-PL9とDMC-G8の比較
さて、それでは早速AF性能を比較してみましょう。
OLYMPUS E-PL9の場合
ボディとレンズでマウントが異なるため、マウントアダプター【Commlite CM-AEF-MFT Booster フォーカルレデューサーマウントアダプター】を使用してレンズを取り付けています。
OLYMPUS PEN E-PL9 + CANON EF50mm F1.8
旧いタイプのレンズなのでモーターの駆動音が大きいのが気になりますが、AF性能はご覧の通り。
迷いも少なく、しっかりとピントが合っています。
Panasonic DMC-G8の場合
ボディとレンズでマウントが異なるため、マウントアダプター【Commlite CM-AEF-MFT Booster フォーカルレデューサーマウントアダプター】を使用してレンズを取り付けています。
Panasonic LUMIX DMC-G8 + CANON EF50mm F1.8
PL9と比べると、ピントが甘く迷いも見られました。
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OLYMPUS E-PL9 + LUMIX G20mm F1.7
AF性能が優れていたE-PL9に、人気の単焦点レンズG25mm 1:1.7(H-H025)を装着した動画も撮影しました。
こちらはマウントがM4/3(マイクロフォーサーズ)どうしなので、アダプターなしでレンズ資産が流用可能です。
OLYMPUS PEN E-PL9 + LUMIX G25mm F1.7
迷いなくピントが合うので気持ち良いですね。
AFも非常に早くモーター音も静かで安定しています。
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カメラとレンズのバランスは?
レンズやボディが異なれば、AFなどの性能にはけっこうな差があることがわかりました。
相性もあるのかもしれませんが、今回はE-PL9の性能の高さが感じられました。
動画を撮影した3種類のボディ&レンズの組み合わせた際の画像を掲載します。
まずはOLYMPUS E-PL9にアダプター+EF50です。
OLYMPUS PEN E-PL9 + MFT Booster + EF50mm
レンズが軽量で小さめなので、そこまで違和感は感じられません。
ちなみに、PL9にアダプターだけ取り付けた状態がこちら。
OLYMPUS PEN E-PL9 + MFT Booster
薄型パンケーキレンズを装着したような外観です。
次は、PL9にLUMIXシリーズで人気の単焦点H-H025を取り付けた画像です。
OLYMPUS PEN E-PL9 + LUMIX G25mm F1.7
さすがM4/3同士ですね。
非常にコンパクトにまとまっています。
最後にLUMIX DMC-G8にコムライトのマウントアダプター(MFT Booster)とEF50mmを取り付けた画像です。
Panasonic LUMIX DMC-G8 + CANON EF50mm F1.8
レンズの筒径が大きくなったためでしょうか、外観だけならパナソニック製のFZ1000やFZ300などと近い感じに見えますね。
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コムライト マウントアダプター
マイクロフォーサーズのボディでEFレンズを使うことが出来るアダプターを用いて、AF性能などを比べてみました。
今回使用したアダプターはCommlite社の0.71×AFアダプター AEF-MFT Boosterという製品です。
レデューサーレンズがあるため、レンズが1段明るくなり、焦点距離は0.71倍となります。
マイクロフォーサーズのボディでは焦点距離が2倍になるため、MFT Boosterを取り付けると約1.4倍の焦点距離となります。
今回のEF50mmの場合、35mm換算の焦点距離は50mm×1.4=約70mmとなります。
相性があるのかPL9とG8とではAF性能に差が出てしまいましたが、私のような素人にとってはじゅうぶんに実用性のある機材だと感じました。