ライカレンズ搭載の高倍率ズーム機として人気のパナソニック製デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ1000。
特にF2.8~4.0の明るい望遠レンズをもち(同社のFZ300は換算600mmのF2.8通しレンズを搭載)体育館や劇場・ステージなどの暗い場所でもよく映ると評判の機種です。
デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ1000
- ノイズを抑えた高感度撮影と美しいボケ味を実現する
20.1M 1.0型高感度MOSセンサー&ヴィーナスエンジン - 高倍率 ライカDCバリオ・エルマリートレンズ搭載
広角25mm※1 / 光学16倍ズームレンズ(超解像iAズーム32倍) - 瞬間をとらえる高い機動性を発揮
約0.09秒※2空間認識AF / 約0.66秒※3高速起動
光学ズームの焦点距離は25mm~400mm。
さらにiAズームという機能を使うと800mmまでズーム可能です。
暗い場所での撮影はそのうち機会が訪れると思いますので、今回は晴れた屋外という好条件下でiAズームがどれくらいの満足度を得られるか?を試してみました。
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焦点距離による見え方の違い
まずはズ-ム機能を使って被写体の見え方がどうかわるのかを確認してみましょう。
焦点距離は25mm・250mm・400mm・800mmです。
25mm
250mm
400mm(光学ズーム)
800mm(iAズーム)
400mmと800mmの比較ではサーファーのいる位置が異なるため比較画像としてはいまいちですが、手前の岩の大きさでその差がわかると思います。
800mmで撮影した画像の原寸を切り出したものが↓
やはり・・・といいますかブレと画質の劣化が感じられますが、縮小された画面(PCやスマホ)で鑑賞するぶんにはさほど気になりません。
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風景で画質チェック
次に遠方の風景を撮影してみました。
25mm
50~100mm
200~400mm
400mm原寸切り出し
光学ズームの400mmでは遠方の山の凹凸や質感もよくとらえていると感じます。
800~1120mm
ここからはiAズームとデジタルズームが作動しています。
800mm原寸切り出し
さすがに等倍で見ると画質は荒くなっていますが、手振れ補正機能(POWER o.i.s.)と相まってスマホや小さめの画面で見る分にはさほど気にならないレベルだと感じました。
さらに、デジタルズームでの画質劣化も少なめだと思います。
iAズームは使えるか?!
今回のチェックでは、個人的には非常に満足いく結果が得られました。
近くから遠くまでこれだけよく映るので、子供のイベントごとにも重宝しそうです。
ちなみに、今回の撮影はほぼオート設定で撮ってみました。
レンズが大きいためポケットに入れて気軽に撮影というわけにはいきませんが、動画も4Kで撮影出来て交換レンズも不要なので、下手したらミラーレス一眼の出番が減ってしまうかもしれません。
とても魅力的なFZ1000。
暗い場所での実力も気になってきました。
最強コンデジ LUMIX DMC-FZ1000の記事はこちら