運送会社も「個人売買の配送が増加傾向にある」と発表するくらいの盛り上がりを見せるフリマアプリ。
特に昔から多くのユーザーが集う「ヤフオク」や、使い勝手の良さで人気の「メルカリ」などは、多種多様なモノが取引されています。
車やバイクのタイヤ&ホイールや、洗濯機などの大型商品を発送する方法
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メルカリやラクマなどのフリマアプリを見ていると、出品物に洋服や靴、カメラやスマートフォンなど小さく梱包できる商品が目立ちます。
その一方で、車やバイクのタイヤ&ホイールセットなどはとても大きいのですが、かなりの出品数があることもわかります。
出品者の皆様はどのような発送方法を選んでいるのでしょうか?!
どのような方法で発送されているのか?
現在の主流は「ヤマト運輸 宅急便」でしょう。
今までは3辺合計160cmまででしたが、後にご紹介するヤマト便の廃止によって3辺合計が180~200cm(重さ30kgまで)と取り扱い範囲が拡大されました。
他には佐川急便の飛脚便・飛脚ラージ便も利用されていますが、こちらはヤマト運輸よりも取り扱い範囲が広く、3辺合計=260cm(重さ50kgまで)となっています。
価格体系としては、1個当たりの配送費はヤマト運輸が安く設定されていますが、2つの荷物を一つにまとめて発送できるなら、佐川急便のほうが送料を抑えられることも考えられます。
2021年10月廃止のヤマト便とは?
大変好評だったヤマト便の廃止は、出品・購入双方へのダメージがあったと思います。
そこで、実際にメルカリで出品されている自動車のタイヤ+ホイールセットを参考に、当時の送料をチェックしてみました。
上の画像の右側に赤で囲んだ部分をみてください。
配送料の負担=着払い(購入者が荷物到着時に送料を運送会社に支払って荷物を受け取る)・配送方法=クロネコヤマトとなっています。
着払いにしている理由は①全国一律で送ることが出来ない②直接引き取りも可能な場合がある、この2つが大きな理由でしょう。
送料が高額になりやすい商品なので、出品者がOKしてくれる場合には近隣の方から購入し直接引き取る方法も多くの実績があるようです。
しかし、近隣からタイミングよく出品が無かったり、仕事の都合上引き取りは不可という方も多いのが実情です。
そんなとき大型メルカリ便などは送料が高額となるうえに、距離に応じて追加金額がかかることがあります。
そのため、タイヤホイールはクロネコヤマトのヤマト便(着払い)が最も人気のある発送方法となっていました。
しかし、このヤマト便は「2021年10月3日受けつけ分をもって取り扱いを終了」してしまいました。
ちなみに、スニーカーなど小さめの商品は縦×横×高さ=160cm以下のらくらくメルカリ便で送れば全国共通の送料(¥700~¥1,500)なので、送料込みでの販売が人気です。
ヤマト便 実際の送料はどれくらいかかっていたのか?
今は無きヤマト便ですが、先程の画像の商品は兵庫県から出品されています(赤い囲みの下に表記あり)。
以前、ヤマト運輸のHPからヤマト便料金表でタイヤサイズを入力すると何キロサイズに相当するか判断できていました。
今回参考にしたタイヤサイズ215/60R16を入力すると1本~4本までそれぞれの本数に応じたサイズが表示されます。
今回は4本セットなので120kgサイズとなり、右端のヤマト便の運賃表をクリックして価格表を確認。
この事例では兵庫県(神戸市と仮定)~東京都(23区以外と仮定)までのヤマト便送料=¥5,131(税込み)となっていたことがわかります。
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梱包は難しくないの??
売り手側の悩みとして「梱包」という作業があります。
タイヤホイールのように大きな荷物をうまく梱包できるか心配なかたも多いことでしょう。
しかし、心配は無用です!
タイヤはクッション代わりになるので、ホイールに傷がつかないようにするだけで良いのです。
ホイールの外側にダンボールをあててPPバンドなどでしっかりと縛っておけば、ヤマト運輸さんも受け取ってくれるでしょう。
佐川急便ではタイヤごとビニールに入れてから梱包している画像がHPで紹介されています。
フリマアプリでタイヤホイールを売る&買う時の参考に!
このように、一見難易度が高そうな大型商品「タイヤ&ホイールセット」も、ヤマト運輸や佐川急便のサービスを用いれば難しいものではないことがわかりました。
サマータイヤからスタッドレスタイヤへの交換を予定している方・新生活や引っ越しを理由に家電の売却や購入を検討している方など、新品のチェックに加えてフリマアプリでの取引も視野に入れてみてはいかがでしょう。
今後さらに活発化しそうな個人売買をうまく活用していきたいですね。