EICMA2018で注目を集めていたのが、KTMとハスクバーナが発表した50ccクラスの電動モトクロッサーです。
Hushvarna(ハスクバーナ) EE-5
車格から「キッズ向け」の電動バイクという位置づけではありますが、大人でも楽しめる装備を与えられているように見えます。
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バッテリーについて
907Whのリチウムイオンバッテリーは、最大出力5kW。
車体同梱の急速充電装置で70分ほどあればフル充電が可能です。
走行モードは6段階設けられており、初心者が走らせれば約120分程度、本気のレースだと約25分の走行が可能といわれています。
車体について
ベースとなった2ストローク50ccエンジン搭載のTC50と比べてみました。
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フレームデザイン ダブルクレードル型セントラルチューブフレーム(TC50=クロームモリブデン鋼製セントラルチューブフレーム)
フロントサスペンション XACT 35 WP Upside-Down fork, Ø 35 mm
リアサスペンション XACT WP mono shock
サスペンションストローク (フロント) 205 mm
サスペンションストローク (リア) 185 mm
フロントブレーキ ディスクブレーキ
リアブレーキ ディスクブレーキ
フロントブレーキディスク径 160 mm
リアブレーキディスク径 185 mm(TC50=160mm)
チェーン 1/2 x 3/16
キャスター角 66 °
最低地上高 252 mm
シート高 684 mm
乾燥重量 40.5 kg(TC50=41.5kg)
このように、EE-5はリアブレーキのディスク径が少し大きくなっていたり乾燥重量が1kg軽くなっていますが、サイズは全くといって良いほど同じといえます。
価格について
今のところ確実な情報は入手できていませんが、KTMの50SXが35万円前後ということを考えると、それに近い金額になってくるのではないかと考えています。
ホワイトパワーの前後サスペンションを装備し、2ストロークの混合給油の必要もなく、低速からトルクのある走りが期待できる電動バイクなので、オフロード好きなライダーさんは遊び用に1台所有しておくと楽しめそうですね!