デリカD5、強化スタビ付ディーゼル4WDの代車は2WDガソリン車。乗り心地はどこまで違うのか?

DELICA D:5 LDA-CV1W

デリカD:5のエンジン・チェックランプが点いたので、点検してもらうためディーラーさんへお邪魔しました。

代車もデリカD5



6人が乗れる車が必要なので代車をお願いいたところ、ガソリン2WDのデリカD5が用意できるとのこと。

実は、私が中古で購入したデリカD:5(CV-1W)は前のオーナーさんが強化スタビライザーを装着されていたため、完全ノーマルのデリカに乗ったことが無いのです。

乗り心地や車内の静粛性などに非常に興味があったので、代車を予約しマイカーを預けに向かいました。

ガソリン車の静粛性

正直なところ、ディーゼル車とほとんど差を感じませんでした。

高速道路などを走行すればディーゼル特有の「ウォーン」という音がない分静かに感じるかもしれませんが、それよりも風切り音のほうがうるさそうです。

そう考えると、CV-1Wもディーゼル車としては非常に優れた静粛性を持っているといえます。

低速での段差越え

これはかなりの差を感じました。

ノーマルのデリカD5は「デリカ酔い」という言葉があるくらい柔らかな乗り心地と聞いています。

強化スタビの入ったデリカは、小さな段差もゴツッっとした突き上げを感じるときがありますが、ノーマルのデリカD5は段差超えでもマイルドさが際立ちます。

たとえるなら、以前乗っていたC25セレナに近い感覚でした。

コーナーリング



市街地を走行しただけなので限界うんぬんの話ではありません。

ゆるいカーブや交差点での乗り心地も、強化スタビ付きのデリカD5とは全くことなるものでした。

ノーマルはハンドル操作に対して少し曖昧さが残る反応ながら、しなやかな乗り心地です。

対して強化スタビ付きのデリカD5はハンドル操作に対するレンスポンスは良いのですが、ロールが少ないからなのか少し外側に膨らんでいくような印象を持っています。

両車のタイヤサイズ

これらの原因は、もしかするとタイヤサイズの違いが原因かもしれません。

私のCV-1Wは16インチにインチダウンし、215/70R16を履いています。

それに対して代車のガソリン2WD車のデリカD5は215/60R16が装着されていました。

扁平率の異なるタイヤなので、乗った印象に多少の差は出ているものと思われます。

ノーマルの乗り心地について

ここまで書いてきたことも含め「あくまでも個人的な感想」にはなりますが、デリカD5ノーマル車両の乗り心地は非常に好印象でした。

今まで乗っていた車の中ではニッサンの人気ミニバン「C25 セレナ」に近い乗り心地に感じました。

強化スタビを装着したデリカD5は高速の安定性も高く快適ですが、低速での市街地走行だけを考えるとノーマルも良いと思います。

以上、デリカD5の乗り心地についてでした。



 

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