カレーが好きです。
大きな鍋で作ったカレーはおいしいですよね!
一度に食べきれない量と作ることも多いカレーですが、その保存方法にはちょっとした注意が必要です。
冷凍する前に
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皆さんご存知のとおり、小さめの容器に移して冷蔵庫で保存すると良いのですが、その冷蔵庫に入れるまでの方法によっては、食中毒の原因になる毒素も持った菌を繁殖させてしまうのだとか。
常温で冷ましてから冷蔵庫へ
容器のふたやラップで覆ったとき、熱いままのカレーだと結露した水分が大量に容器の内側にたまりますよね。
これを嫌って常温になるまで鍋の中で冷ましてから冷蔵庫に入れると、食中毒の危険が一気に高まります。
熱いまま冷蔵庫へ
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ちょっと抵抗があるかもしれませんが、熱いまま一気に冷やして保存すると食中毒の危険性は低くなります。
これには「ある菌」の性質が影響しているのです。
毒素も持った菌
カレーなどで食中毒を引き起こす菌の中に「ウェルシュ菌」というものがあります。
この菌は空気うを嫌うので、粘度の高いカレーやシチューなどの料理で鍋底に発生しやすいのが特徴です。
さらに、芽胞ができると100℃以上に加熱しても死滅しないのです。
なので、芽胞が出来る前(調理時)にしっかりと全域にわたって空気が入るように混ぜたり過熱することで菌の増殖を抑え、調理後は一気に冷やして保存することが望ましいとされています。
しっかりと火を通したから二日目のカレーでも大丈夫!というわけにはいかないのですね。