車上でキャンプ 車中泊より快適なルーフテント導入時の注意事項など

自動車

最近、屋根の上に大きなルーフボックスや荷物のようなものを載せている車に遭遇することが増えてきました。

あの大きなモノは何だろう?

スポンサードリンク



スキー用品などの荷物入れなのか、他に何か特別な用途があるのか?

気になっては忘れ、また遭遇しては気になり・・・そんな日々を過ごしていました。

それは流行中のアウトドア用品だった

アウトドアやキャンプ人気の影響でしょうか、昔から一定数存在していたと思われるコアなキャンパー達とは異なり、日帰りキャンプや簡易キャンプなどを気軽に楽しむ方が多いのだとか。

日帰りであれば宿泊施設は不要ですが、一泊以上するとなると宿泊のための場所を確保することになります。

すぐに思いつくのは、人気の車中泊やテント・バンガローなどですが、車の屋根の上にテントを張ることが可能な商品があることを知りました。

車の上に寝る(車中泊ならぬ車上泊)

まるで大人の秘密基地です。

画像からみてお分かりの通り、車の中よりも広々とした空間が確保されています。

ルーフテントと呼ばれる車上のテントは、実は1950年代から存在しています。

車中泊とは異なり、車種にこだわらずとも快適な寝床を確保できるのは良いですね。

このような車の屋根に設置するテントは、形状から主に3つのタイプがあります。

引用元:AUTOHOME

まず1つ目は、元祖ルーフテントとでもいいますか、車の屋根の上にテントを張ったような形状の製品です。

アウトドア感たっぷりで、思いのほか設営&収納に時間や手間がかからないのも良いところです。

引用元:AUTOHOME

2つ目は三角おにぎりのような形状の製品です。

これと似たような形状で、マツダのボンゴフレンディや、VWのバンなどにも純正装備として採用されている車種があります。

その場合、車内からも行き来できたと思いますが、後付けの場合にははしごで登ることになります。

引用元:AUTOHOME

3つ目は四角形のタワー型(箱型)テントです。

収納状態から垂直に立ち上げる製品で、手動のものとダンパー付きのものがあります。

以上が代表的な製品の例ですが、このあと、テント型の商品の中でも使いやすそうな製品を紹介します。

スカイキャンプ まさに天空のキャンプ場

公式HPの動画を共有します。

約70秒の動画ですが、設営と収納を非常に簡単に出来る様子が収録されています。

スポンサードリンク



居住空間にもゆとりがあるので、車中泊や車上泊の際に置き場に困る靴の収納スペースにも気を使わなくて済みそうです。

また、テントタイプの場合、収納状態ではカバーをかける必要があるタイプが多いのですが、スカイキャンプはタワー型同様にハードシェルとなりますので、非常に使い勝手が良いといえます。

予算はどれくらいから導入できる?

スカイキャンプはテント本体だけで50万ほどする製品ですが、これから車を購入する場合には車両の選択肢が広がるので、総額で考えれば安い買い物になる可能性があります。

もし、あなたが背の高いミニバンや箱バンの購入を考えていたとしたら、ハイブリッドのステーションワゴンやミドルサイズの4駆なども選択肢に加えられると思います。

もちろんミニバンに搭載することも可能ですが、高さの都合でワゴン型の車両にした場合それだけでもかなりの予算を削ることが可能になるのではないでしょうか?

楽天市場などで検索すると、タワー型とテント型が15万前後~販売されています。

ただし重量も70kg以上と重たい製品になりますので、屋根に設置することを考えると近隣の専門店等に相談するのが良いでしょう。

何にでも取り付け可能なのか?

非常に魅力的なルーフテントですが、取り付けに際しては注意する点もあります。

一部分ですが、スカイキャンプを例に紹介します。

まず、テントを取り付けるキャリアですが、耐加重が75kg以上必要です。

さらに、キャリア同士の間隔が76cm以上離れている必要があります。

スカイキャンプ自体は400kg程度までの重量に耐えられるのですが、搭載する車の最大積載量などにも気を付けて選択する必要がありそうです。

車の運転についても注意が必要です。

設置場所が高い位置になることで、運転中の車の挙動に変化が生じやすくなります。

また、風の強い日などは強風にあおられて思いのほか揺れを感じることもありそうです。

軽量な車だと怖いかもしれませんね。

最後に

メリットもデメリットもあるルーフテントですが、大柄で高額なキャンピングカーまでは購入できないなどの制約があるけれど、車で気軽に旅をしたい方にはとても魅力のある製品ではないでしょうか?

私もデリカD:5で車中泊を楽しみますが、背の低いワゴン車などに乗り換えたくなったら、ルーフテントの導入を積極的に検討すると思います。

まだ車を買い替える予定はないので妄想になりますが「デリカD:5+ルーフテント」・・・高すぎて怖そうですね。



タイトルとURLをコピーしました