市販のコケとりスプレー「ワンステップ・スプレー・クリーナー」の経過を観察しています。
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最初の薬剤塗布から約3ヶ月を経過したので、コケにどのような変化があったのかを確認に行ってきました。
1週間後・2週間後・3週間後・1か月後と観測を続けてきたこの企画も、これでいったん終了となります。
全体を確認
コケ除去の経過観測と再度の除去剤散布を行ってみた外壁材が下の画像の状態です。
1か月経過した状態
コケの除去剤を散布しただけでは効果が薄いように思えたため、部分的に柔らかいブラシと水を使って清掃してみました。
画像右半分のキレイになった部位の左右が黒ずんでいるのは、残っていたコケの死骸?が水分を吸って色が濃くなったのだと思います。
この状態に、更にワンステップ・スプレー・クリーナーを塗布し、一定期間放置した結果が下の画像です。
水で濡らしていないことが影響しているのか、全体的に白っぽくなったようにも感じます。
この距離からだと細かいコケの様子がわからないので、接近した画像を確認してみましょう。
接近して確認
遠目ではわかりにくい柄の凹凸部分などに残ったコケの様子を確認してみましょう。
接写 1か月後の外壁材
薬剤塗布から1か月後、外壁材の凹凸の部分(特に凹部)にコケの残りのような緑色の部分が見えました。
ブラシでこすっても完全には除去出来ていなかったのでしょうか?
そして、更に薬剤を塗布した3か月後の接近画像が下の画像です。
接写 最初の薬剤塗布から3か月後
かなり接近して撮影しましたが、凹部のわずかな部分にコケの死骸のような部分が見られるだけで、かなりキレイな状態になっているのがわかります。
やはり、ワンステップ・スプレー・クリーナーが遅効性(ゆっくりと効果が持続する)というのは本当だったようです。
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外壁材の継ぎ目にしっかり育ったコケ
かなりぶ厚く育った外壁材の継ぎ目のコケはどうなったでしょうか?
1か月後 育ちすぎたコケ
このときも表面は枯れていましたが、体積が小さくなったようには感じませんでした。
そこで、更にたっぷりめにワンステップ・スプレー・クリーナーを散布しておいたのですが・・・どのような結果が出たでしょう。
薬剤上塗りから2か月経過
なんとなく体積が減ったようにも感じますが、おおきな変化は感じられませんでした。
ここまで育ってしまうと、ある程度削り取ったあとに薬剤を塗布したほうが良いかもしれません。
ただ、外壁材の表面はかなり白っぽくなっていて、薄く残ったコケに対してはゆっくりと効果が出たことが確認できました。
今回は水に濡れた状態の外壁にワンステップ・スプレー・クリーナーを散布してみましたが、効果はしっかりと出たといえるでしょう。
最後に
以上、窯業系外装材メーカーが推奨するコケとりスプレー「ワンステップ・スプレー・クリーナー」の効果検証記録をお届けしました。
これまでの3か月にわたる結果の検証から、ワンステップ・クリーナーは初期のコケに対して非常に効果的な薬品だと結論付けたいと思います。