コケとりスプレー「30セカンズ ワンステップ・スプレー・クリーナー」の実力を検証します。
6か所に分けて散布した藻やコケ・地衣植物に対して、ワンステップ・クリーナーがどれほどの効果を発揮しているのか確認してきました。
早速、除去剤散布から6日経過した状態をお見せしましょう!
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部位 1)塀の左端中央部 うっすらと発生したコケ
この部分は症状が軽かったこともあって、スプレー散布の翌日には藻・コケの様子は見られなくなっていました!
数回シュシュッ!としただけでこの効果が得られることに少し驚きました。
非常にきれいに藻・コケの緑色が消えているのがわかります。
この程度の軽い症状であれば、かなりの高確率でキレイにしてくれそうですね。
部位 2)塀の左端下部 しっかりと育ったコケ(地衣植物?)
驚きの結果です。
青々として元気そうだった藻・コケ(地衣植物?)が、枯れたような茶色い色になって、心なしか小さくなったように見えます。
これで根が枯れていたら、ケルヒャーの高圧洗浄機で洗い流せそうな気がします。
近づいてみてみると、かなり根元まで枯らしている様子に見えました。
部位 3)塀中心上部 やや厚みのある藻・コケ
ここは少し育成がすすんでいて、やや厚みがある藻・コケがみられた部位です。
分かりづらい写真で申し訳ないのですが、スプレー散布の翌日には緑色の部分はほぼ見えなくなっていました。
緑色の部分が消えています。
さらに、ケルヒャーの高圧洗浄機で全体を洗浄したあとがこちらです ↓
水の跡が残っていますが、見違えるようにキレイな塀に変わりました。築30年の塀としては十分すぎる美観を手に入れています。
このときの高圧洗浄機の先端ノズルは先が細くなったタイプを使っています。
高圧洗浄機で、サイディングの洗浄は危険です!
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部位4) 割れたブロックの隙間
比較的軽い症状だった割れたブロックの隙間に繁殖した藻・コケは、ワンステップ・スプレー・クリーナーを散布した部分だけがキレイになっているのがわかります。
この程度の藻・コケの繁殖度合いには、全く問題なく効果が発揮されていました。
藻やコケ・カビが広い外壁面などで発生しているみかけるのは、だいたいこれくらいの繁殖度合いのものが多いように思います。
かなり効果が期待できそうな結果が得られました!
部位 5)雑草と厚みがある藻・コケ(地衣植物?)
気になっていた「ご近所さんの植木への影響について」ですが、この結果を見る限りでは、非常に危険だといえます。
地面から生えていた雑草はワンステップ・スプレー・クリーナーを散布する前にはイキイキとした葉をしていましたが、散布後6日経過して枯葉のようになっていました。
藻・コケ類も茶色くなって枯れているようには見えますが、かなり育っていたので完全に除去されるまでには至っていません。ただ、ブロック塀と同じように根から枯れてしまっていれば、高圧洗浄機などを用いてよりキレイにすることは可能だと感じました。
部位 6)かなり汚れた窯業系サイディング
もう何の汚れなのかすら分からないほどに、汚くなっていた窯業系サイディングの壁部分でしたが、一定の効果は得られたと感じました。
効果は表れていますが、キレイにはなっていません
ワンステップ・スプレー・クリーナーを散布した部分だけは、赤や緑色の汚れがほとんど目立たなくなっていました。
ただ、何か灰色の汚れのようなものが感じられたので、水道水と車のホイールを洗うブラシ(やわらかいもの)を使って局部的に洗浄してみました。
画像右側の柄の境目を洗浄してみました
水で濡らしたことでサイディングに色つやが戻り、一時的にキレイになったように感じますが、実際には塗装のツヤ自体はかなり劣化しています。
外壁の再塗装についての記事でも詳しく触れていますが、これがいわゆる「濡れ色に戻る」という現象で、浸透性の高いクリアーを塗ることで複雑な色柄を維持するという方法が可能なタイプですね。
さらに拡大してみると、灰色のくすみの原因は短く育った藻・コケではないかと思うような、少しフサフサとしてやわらかい物体でした。
壁や塗装を傷つけないよう、やわらかいブラシと水道水を使って軽くこすってだけで、ここまで汚れが落ちるということは、ワンステップ・スプレー・クリーナーを散布した効果で根が枯れているのでしょうか?
6日間の結果検証のまとめ
比較的初期の藻・コケ・カビなどであれば、かなりキレイになる。
長年かけて育った藻・コケ(地衣植物)は枯らすことは出来る。
雑草も枯らすので、近隣の植木などには散布しないよう注意が必要。
このように費用対効果抜群のコケとりスプレー「ワンステップ・スプレー・クリーナー」ですが、1Lのスプレーをほんの少ししか使っていませんので、ほかの部位にも散布したりしながら結果を検証していきたいと思います。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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