日本人はギガ不足?! 1GBでどれくらい通信できるの?

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格安SIMの認知度も高まってきた昨今、料金形態はほとんどが「データ通信量」の大小で区切られていることをご存知のかたも多いと思います。

例えば・・・データ3GB+最初の5分間までの通話なら何回でもかけ放題=¥1,980/月という月額金額表示をよくみかけますよね?!

今回はそのデータ通信量とはどれくらい使えばどれくらい消費するのか?

おおまかな基準についてお答えします。

1GB LTEデータ通信の参考値

それでは早速ですが、wifi環境に無い場合どれほどのデータ量を消費するのか?という話に入っていきます。

あくまでも参考数値になりますが、1GBに相当する通信量のおおまかな基準は以下のようになっています。

  • スマホ版yahooのTOPページなら 約4,000回(133回×30日=3,990回)
  • youtubeの標準画質視聴なら、約4時間(8分×30日=240分)
  • 同じくyoutubeの超高画質なら、約40分(1分×30日=30分)

1か月(30日)の利用可能な通信をざっくりまとめると、これくらいが目安になります。




外出先でもPCをネットに接続したい

WI-FI環境にあれば通信料を気にする必要もないですよね。

ところが外出時にパソコンを使用したいと考えたとき、モバイルルーターかデザリングか、いっそのことSIMカードスロットの付いたタブレット端末や、ノバイルノートを買ってしまおうかと悩んだ経験はありませんか?

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つい先日も、友人との会話で「外出先でもネットにつながった状態でパソコンを使いたい」という話題になり、携帯電話を使ったデザリングはどうか?

いや、モバイルルーターが良いらしい・・・など盛り上がりはしたのですが結論は出ず。

このとき私は外出先ではパソコンは使わないと思っていたので、あまり真剣に考えていませんでした。

ところが、出張先のビジネスホテルで無料でwifi接続が可能だと知り、ものは試しとSSD化させたノートパソコンを持って行くことにしました。

出張先のビジネスホテルでは、今までも無料のwifiに接続してスマートフォンを使っていたのですが、なぜか途中で接続が不安定になったりすることが多かったのです。

過去には、2016年頃に政令指定都市の中心部にて某大手ホテルチェーンに宿泊しましたが、9階の部屋ではつながらずフロントのある1階のロビーでようやく使えた記憶があります。

夜中に一人でロビーにいたところ従業員の方から怪しまれました。

そんな経験があったので、ビジネスホテルの無料wifはパソコンだとつながるのか?動画など視聴できるのか?といった不安を抱きながらの宿泊となりました。

接続が途切れる

チェックインした時刻は18時過ぎ、その後部屋に入って少しゆっくりしてからパソコンの電源を入れました。

SSD化された起動の速いパソコンは気持ちが良いです。

時刻は18時30分くらいでしょうか、wifi接続のパスワードを入れて、いざwifに接続です。

ん?なかなか快適ですよ。

Google Chromeを立ち上げていつくかのwebページを閲覧してみましたが快適そのものです。

おおよそ1時間のネット接続を終えて電源をオフにし、夕食を摂るために約30分ほど外出してホテルへと戻ってきました。

その後、20時30分くらいから改めてビジネスホテルの無料wifi経由でネット接続を開始し、webページを開こうとしたところ、なにやら動作にもたつきが感じられます。

作業内容が破棄されてしまうのが恐かったので、作業内容を保存してすぐにパソコンでの作業を終了しました。

そのあと、スマートフォン2台をwifiに接続しweb閲覧や軽めのゲームを起動しましたが、どうにも接続が不安定となり、途中で接続が途切れてしまうことが何回か起こりました。

無料のサービスとしてはじゅうぶんな環境を提供していただけたので満足ですが、この状態で有料のネット接続だったとすれば、おそらく不満が出る内容だと感じました。

その後も数軒のビジネスホテルに宿泊させていただきました。

最近は海外からの顧客も増えたことで更にwifiの必要性が高まったのでしょうか?かなり通信の安定感が高くなっているように感じます。

また、コンビニなどの公衆wi-fiだと駐車場では受信できなかったりしますよね。

有料のサービスを調べる

では、実際に有料でネット接続が可能なサービスは、どのような種類があって料金はどれくらいかかるものなのでしょう?

あまり多くの情報を並べると私の頭脳では混乱してしまうので、身近なものを中心に調べてみました。

デザリング・・・インターネットネット接続が可能な携帯端末を経由して、他のパソコンやタブレット、スマートフォンなどに電波を飛ばし、その電波でネットに接続します。

このとき、電波を飛ばす側の端末がwifiを受信できても、そのwifiの電波をさらに他の端末へ飛ばすことは出来ないので注意が必要です。

まあ、直接wifiを受信してしまえば良いのですが、無線LAN機能が無い機器の場合には注意が必要です。

2016年頃、auのアイフォン6を使っていたころに古いアイフォン4sをデザリングで使っていました(用途は主にスマホゲーム)。

スマホ→スマホでの使用の場合、電池の減りが極端に激しくなることと、長時間使用していると端末が異常に熱を持つことが気になったので、2ヶ月ほどで使用を中止しました。

ゲームの種類にもよるのかもしれませんが、メイン機とサブ機という2台分の通信量を消費していたので、一気にデータの消費がすすみました。

費用としては、デザリングオプション代の数百円が必要となる程度でしたが、契約GB数次第では更に追加費用が発生したり、通信速度に制限がかかったりします。

当時の私の使い方には向いていなかったと感じます。

2018年5月、モバイルPCとスマホでの使用をしてみたところ、充電しながら使えることで電池の減りは気にならなくなりました。

また、長時間の作業はビジネスホテルなどのwifi環境下で行うことにして、ゲームでの使用を無くしたことでデータ消費もPC1台分となりました。

現在はモバイルPCをスマホのデザリングで使用しています。

※楽天モバイルが1日のデータ通信制限をなくしたようです。

大きなデータを消費しやすいデザリングでの利用にはありがたい施策です。

1日の通信量に上限があると、速度制限が行われたりすることで契約データの上限まで使いきれないことが考えられます。

今回の変更で主契約を楽天モバイルに絞ることを決めました→mineoのデータSIMは解約。

モバイルルーター・・・これも過去に使用経験があります。

2015年ごろから半年程度使いました。当時の同僚が所有していたモバイルルータでスマートフォンを2台接続して使っていました。

記憶が曖昧で申し訳ないのですがルーターにはwimaxというロゴが記載されていたような気がします。

使い勝手としてはなかなか快適で、電波を受信出来るのは携帯電話の電波が届く場所とほぼ同じエリアであり、そこでモバイルルーターを経由して無線でアイフォンを使用できました。

ただ、通信速度はauの4G-LTEのほうが快適に感じました。

そして停車中の車の中で、ごくまれにではありますが接続が途切れることがあったのが気になります。

使い勝手という点ではモバイルルーターも魅力的ですよね。

当時の同僚曰く、\4,000/月程度の料金といっていたような気がします。

速度や通信可能エリアの広さなどで人気の高いUQモバイルのHPを見る限りでは、¥4,500/月前後で済みそうですが、実際に使用されている方の感想も聞いてみたいところです。

LTEタブレット&LTEモバイルPC・・・タブレットはHPの閲覧だけなら最適かと思うのですが、私の場合は文字入力なども多くなりますので、出来ればキーボードが欲しいところです。

そうなると携帯性が高いモバイルノートが候補になりますが、SIMカードを挿してネット接続出来る機種はハードウェア自体が高額なのがネックです。

仮に格安SIM会社のデータ通信SIMを選択すると、使用量ごとに金額が変わって来ます。

楽天モバイルのデータSIM(SMSあり)だと10GBで\2,380/月 20GBで\4,170/月 30GBで\5,520/月となります。

mineoのシンプルタイプ(SMS付き)だと10GBで\2,520/月 20GBで3,980/月 30GBで\5,900/月です。




改めて1GBを考える

冒頭でお伝えした1GBの目安をもう一度お伝えします。

1か月でどれくらい使えるか?という目線で考えました。

  • スマホ版yahooのTOPページなら 約4,000回(毎日133回×30日=3,990回/1か月)
  • youtubeの標準画質視聴なら、約4時間(毎日8分×30日=240分/1か月)
  • 同じくyoutubeの超高画質なら、約40分(毎日1分×30日=30分/1か月)

動画を視聴しなければ、1GBで一日に100ページ以のWEBページを閲覧できます

仮に5GBのプランで契約したとして、現在のスマホでの通信データ量を2GB程度消費していたとすると残り3GBとなります。

余裕を見て2GBをWEBページで閲覧するとすれば、毎日200~260ページの閲覧が可能ということになります。

これは、1日3時間ネットに接続したと仮定すると1時間あたり66~86ページ程度を閲覧できることになります。(毎日3時間、1.1~1.4ページ/毎分ペースでのWEBページの閲覧が可能です。)

もし5GBでじゅうぶんな方であれば、スマホのデザリングも予算的に魅力がありますね。

2018年5月から、楽天モバイルの通話SIMによるデザリング+モバイルPCという組み合わせで快適なネット接続環境を構築しました。私の場合、使用方法=小さなデータを短時間で扱うことに限られているので、この組み合わせが最適だと判断しました。WEBページの閲覧だけならスマホ単体での通信で済ませることが出来るのでデータの消費にも無駄が発生しにくいですが、PCで多くの画面を閲覧すると消費量が一気に増えるので注意が必要です。



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