2019年4月、友人が新型デリカD:5(3DA-CV1W)のオーナーになりました。
遠方に住む友人とGWの帰省にあわせて合流し、新型の実車に触れる機会をいただけました。
この記事では主に動画によるエンジン音の比較を行っています。
動画再生時の音量にご注意ください。
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LDA-CV1Wと3DA-CV1Wのエンジン音には差があるか?
クリーンディーゼルエンジンを搭載したデリカD:5ですが、新型では静粛性も向上したといわれています。
そこで、実車を使った検証を行いました。
新型は完全ノーマル状態・旧型は某オカルト系チューニングパーツを装着済なので、フルノーマル同士の比較とはなりませんでしたが、そのあたりも加味してご覧になってください。
ボンネット付近のエンジン音を比較
まずは車の外からエンジン音を比べてみます。
ガンメタの車体は旧型(LDA-CV1W)で、ブラックに見えるグリーンメタリックの車体が新型(3DA-CV1W)です。
動画に映っている車の大きさから、ボンネットまでの距離もほぼ同じで撮影していることがわかっていただけるかと思います。
車の外側に聞こえるエンジン音にはほとんど差が無いように感じました。
車内に聞こえるエンジン音を比較
次は運転席に座りアイドリングから少しアクセルを踏んでみました。
上が旧型で下が新型です。
車内に入ってくる音の大きさは確実に新型のほうが小さく感じます。
ただ小さいというのではなく、かなりマイルドな音質ながらアクセルへの反応は俊敏でレスポンスが良いことがわかりました。
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新型デリカのオーナーはエスティマからの乗り換えですが、この友人曰く「高速道路でも車内はエンジン音が気になることは無く静かだった」といっていたのが印象的でした。
始動時の振動などを比較
その昔、ディーゼルエンジンといえば「キーをonにしてすぐにエンジンを始動しない」というのが一般的でした。
最近は技術の進化でガソリンエンジンと同じように始動できるようになっています。
旧型(LDA-CV1W)の場合グローランプがあり、エンジンが冷えた状態からの始動時にはキーをonにして1~3秒ほどの予熱を蓄える時間が必要です。
ところが、新型(3DA-CV1W)ではスタートボタンを押すだけでエンジンが始動するので、予熱を蓄える操作そのものが出来ないようになっています・・・ディーラーの営業さんに尋ねたところ「技術の進化によって可能になった」といっていましたが、詳しいことはわかりませんでした。
新型はアイドリングストップの機能も搭載されているので、燃費に良い影響を与えてくれそうだと感じたと同時に「再始動時の振動はどうなのだろう?」という疑問が生まれました。
ディーゼルエンジンは高い圧力で燃料を着火させているので、スパークプラグで着火させるガソリンエンジンに比べると振動が大きくなるのです。
友人に無理を言って、始動時の動画も撮影させてもらいました。
上が旧型(LDA-CV1W)、下が新型(3DA-CV1W)です。
旧型の始動時には、ディーゼルらしさのあるブルンッ!という振動と共にエンジンが始動しています。
それに比べて新型ではほぼ振動もなくエンジンが始動しているのがお分かりいただけましたでしょうか?
これならアイドリングストップがあっても始動時の振動が気にならないレベルの仕上がりだと感じました。
最後に
今回の比較に用いた私の所有するデリカD:5(LDA-CV1W)には、オカルト系と呼ばれる某グッズを装着しています。
それは、エンジン各部に発生する抵抗を減らしたり、燃料の燃焼効率を上げたりする効果があるという商品です。
この商品がどこまで効果を発揮しているのか分かりませんが、新型はそれを超える静粛性を持ち合わせていました。
そして、静粛性に加えて経済性にも驚くほどの進化が現れていました。
驚愕の平均燃費!