今回は4日間にわたる車の旅で、合計3回の給油から平均燃費を計測してみました。
車両は2013年式デリカD:5(型式 LDA-CV1W)クリーンディーゼルエンジン搭載車両です。
走行距離は1,500km以上、高速道路主体に市街地や郊外など、さまざまなシチュエーションでの計測となりました。
デリカD:5購入をご検討中の方々の参考になれば幸いです。
4日間の合計から導き出された燃費
総給油量 113.73L。
走行距離 1,530km。
平均燃費 13.45km/L。
結果はご覧のとおりとなりました。
車両に施された燃費に影響しそうな変更点
まず、タイヤ&ホイールを純正18インチから16インチへ変更しています。
タイヤ=TOYO プロクセス CF2 SUV 215/70R16
ホイール=HotStuff G・speed G-02
また、サブコンの導入を検討中に発見した燃焼効率UPやエンジンパーツの抵抗を減らすためのオカルト系?チューニングパーツを取り付けています。
燃焼効率向上GOODS=GTK STAGE2 炎の完全燃焼セット
計測前の給油
旅に出かけるまえに自宅からほど近いGSで軽油を満タンにしました。
その時、オドメーターに表示された距離は89,576km。
GSまでの道のりに渋滞はなかったものの、信号停止の回数が多めな市街地を約15kmほど走行したとき、メーター内の燃費計は11.3km/Lを表示していました。
給油1回目
給油後、数か所に立ち寄りながら1時間ほど市街地を走行した後、高速道路を長時間移動。
その後、数か所に立ち寄りながら市街地を2時間ほど走行し、再び高速道路を移動中にサービスエリアのGSで燃料を補給。
走行状況
天候 晴れ のち 曇り
走行距離 599km(ODO 89,576~90,175km)。
補給燃料 43.01L。
平均燃費 13.92km/L。
燃料費 ¥5,806 [軽油単価=135/L(本体102.9/L・軽油税32.1/L)]
メーター内の燃費計との誤差は+0.72km/L程度でした。
給油2回目
高速道路を数時間~混雑した市街地を数時間~郊外と有料道路を少々~郊外を数時間走行。
走行状況
天候 曇り のち 雨
走行距離 380km(ODO 90,175~90,555km)。
補給燃料 31.59L。
平均燃費 12.03km/L。
燃料費 ¥3,980 [軽油単価=126/L(本体93.9/L・軽油税32.1/L)]
メーター内の燃費計との誤差は+1.0km/L程度でした。
給油3回目
2回目の給油直後に高速道路へ。
雨の降る夜間の高速道路を途中休憩(仮眠など)を数回挟みながら、安全な速度で走りつづけました。
仮眠中、エンジンは停止(アイドリングストップ)した状態です。
高速を降りたときには日が昇っていて、市街地を40分ほど走行し最後の給油となりました。
走行状況
天候 雨
走行距離 551km(ODO 90,555~91,106km)。
補給燃料 39.13L。
平均燃費 14.08km/L。
燃料費 ¥4,852 [軽油単価=124/L(本体91.9/L・軽油税32.1/L)]
メーター内の燃費計との誤差は+1.3km/L程度でした。
給油3回の合計ではどうなった?
天候 晴れ~曇り~雨
走行距離 1,530km(ODO 89,576~91,106km)。
補給燃料 113.73L。
平均燃費 13.45km/L。
燃料費 ¥14,638 (平均単価 ¥128.7/L)
今回の走行距離を燃料代で割り1km走行するのに必要な金額を出してみたところ、¥9.567-となりました。
燃費の良い速度は?
これまでも数回にわたり燃費の記録を掲載してきましたが、平坦地を走行中アクセルを開けた状態で燃費計の数値が最も良かった速度は時速は時速50km/hくらいでした。
上りになるとアクセルを深く踏んでいる時間が長くなるので、数値は極端に悪くなります。
逆に急な下り坂ではアクセルを開けずに走行できるので、エンジンブレーキをかけながらでも数値は非常に良好になります。
デリカD5 クリーンディーゼル車の得意とする走行環境
信号停止や渋滞が多い環境ではモーターで走れるハイブリッド車に燃費性能は到底かないませんが、アクセルの踏み込み方が一定となりやすい車の少ない郊外や高速道路などでは、ディーゼルエンジン特有のトルクフルな走りで、ガソリンエンジン車よりも運転そのものが楽に感じると思います。
この記事を書いているのは元号が令和に変わった初日ですが、平成で飛躍したモビリティの電動化が令和でどこまで進化するのか?非常に楽しみです。