アプリリアが放つ125ccスーパモタード仕様 SX125

海外メーカー

こんにちは。

2018年に日本に上陸した高性能かつリーズナブルなフルサイズの4スト125ccオフロードマシン「アプリリア RX125」。

そのRX125をベースに、前後17インチのオンロードタイヤを履いたスーパーモタードモデルが登場しました。

2019年1月登場 SX125

ピアッジオグループジャパン株式会社 (本社:東京都港区芝 2 丁目、代表取締役 ネリ・ミクラウス)は、125ccエンジンを搭載したモタードモデル『SX 125』(メーカー希望小売価格 410,400 円消費税 8%込)を全国のアプリリア正規販売店にて、1 月 25 日(金)より受注を開始し、3 月上旬より出荷を開始致します。
この SX 125 は、2018 年 3 月より販売を開始したフルサイズ 125ccオフロードモデル『RX 125』をベースに、舗装路での走りに磨きをかけたモタードバージョンで、クラスを超えたスタイルと共に、パワフルなエンジンと本格的な足回りを装備し、気軽にスポーツライディングをお楽しみいただける 1 台です。
なお、2 月 28 日(木)までに当モデル及び RX 125 をご注文いただいたお客様の中から抽選で 10 名の方に、aprilia-japan.com 公式オンラインストアでお使いいただける 10,000 円分(税込)クーポンをプレゼントいたします。

Aprilia HPより引用

Aprilia SX125

アプリリアのHPから車両紹介のコメントを抜粋してみましょう。

アグレッシブでスポーティーなスタイルを求めるライダーに向けて、アプリリアSX125は妥協のない本格的な装備、ハイレベルなパフォーマンスとデザイン性を兼ね備える、125ccロードスポーツモーターサイクルです。

アプリリアSX125は、ベテランライダーからビギナーまで、強いこだわりを満足させる本格的なオフロードスタイリングが目を引くRX 125をベースにしています。

その背景にはアプリリアのオフロードレースにおける成功の歴史を継承する、洗練されたデザインとパワフルなパフォーマンス、先進のテクノロジーを備えています。

フロント、リアともに17インチ化されたホイールや、強化されたフロントブレーキを装備する本格派モタードバイクは、日本において原付二種のカテゴリーに分類され、日常的な移動や週末のレジャーのアイテムとしても、手軽に楽しめることができる貴重な1台です。

日常の様々なシーンで、手軽に高性能を体験できる数少ない存在。

それがSX125だということですね!

Aprilia SX125

アプリリアは、エンデューロやモタードのようなモーターサイクルに、ユニークで極めて革新的なデザインを初めて取り入れてきました。

SXの機能性を重視したデザインは、確実なライディングコントロール性を犠牲にすることなく、このセグメントにおいて他に類を見ない機能性を有した美しいフォルムを実現しています。

ブラックアルマイト仕上げのアルミ製テーパードハンドルバーやシート形状と一体化したパッセンジャーグリップに、この新しいデザインならではの特徴が表れています。

そしてSXが採用するカラーリング「ブラックドリフト」は、クールなデザインを演出するグラフィックです。

イタリアンはデザイン面でも妥協は許しません。



DOHC4バルブエンジン

アプリリアの魂ともいえるエンジンには、水冷単気筒DOHC 4バルブ 125 ccエンジンを搭載しており、4ストロークエンジンの最先端技術を駆使した近代的なエンジンです。

レースシーンにおいて磨かれてきた技術は、ベンチマークとなるパフォーマンスを実現するだけでなく、極めてクリーンなエンジンを生み出すことにもなります。

SXにおいてアプリリアは4ストロークエンジンの完成度を引き上げ、パフォーマンスを損なうことなく厳しいユーロ4基準に適合させ、感動的ともいえる高回転域での加速フィールを実現します。

125ccの4ストロークエンジンでは、シングルカム×2バルブがスタンダードです。

SX125のように4バルブでも吸気と排気を別々のカムシャフトで動かすエンジン(DOHC)は珍しく、SX125の高性能ぶりが感じられる特徴の一つとなっています。

あしまわり

フロント300mm大経ディスクローター

アプリリアSXは、進化したサスペンションと、優れた制動力とコントロール性を実現し、新しいブレーキングシステムによるABSを備えたトップレベルの安全性能を備えています。

アプリリアは、ブレーキング時の高い精度とコントロール性を提供しつつ、ハードブレーキング時のリアホイールの浮き上がりを補正する、アンチロールオーバーモードを備えたBosch製ABSシステムをこの市場セグメントで初めて導入しました。

SXには、レースシーンからフィードバックされたフロント300 mm、リア200 mmのステンレスディスクが装備されています。

リア200mmステンレス製ディスクローター

高剛性のスチール製ダブルクレードルフレームには、クラスの基準を超えたサスペンションが組み合わされています。

フロントサスペンションには41パイ倒立テレスコピックフォークを装備し、240mmのホイールトラベルを提供します。

リアは、トラクションを最適化するスチール製ロングスイングアームを採用し、ホイールトラベルは200mmを確保。

ショックアブソーバーはプログレッシブリンクでフレームと連結しています。

SXのような本格的なモタードモデルでは、構成部品にも高いレベルが求められます。

特にホイールについて、剛性と軽さの両立が性能を左右する大きな要素となります。

アプリリアSXは、ブラックアルマイト仕上げのハブを持つ高品質のスポークホイールを装着しています。

フロント240mm、リア200mmのホイールトラベルは、ベースモデルRX125と同様の可動範囲を確保。

ちなみに、カワサキのKLX125のホイールトラベルはF=175mm、R=180mm。

BETAのRR4T125LCはF=260mm、R=270mmとなっています。

メーターパネル

小ぶりなデジタルメーター

アプリリアは、日々の使用における汎用性と実用性に優れた上質なモーターサイクルを造り上げることを念頭に、コンパクトでモダンに洗練された、視認性に優れるデジタルメーターをSXに搭載しました。

デジタルメーターには、一般的な機能に加えて、トップスピード、バッテリー電圧、走行セッション間の移動距離を表示するツイントリップメーター機能を持ったトラベルダイアリーも装備しています。

小ぶりながらも視認性の高いデジタルメーターを採用。

使いこなせば便利そうな、様々な機能が備わっています。



それではApriliaの125cc本格スーパーモタードモデルSX125の諸元を見てみましょう。

aprilia SX125 SPEC

エンジン 4ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブ

総排気量 124.2 cc

ボアxストローク 58 mm × 47 mm

最高出力 11kW(15HP)/10,700rpm

最大トルク 11.3Nm/8,000rpm

燃料供給方式 電子制御燃料噴射システム、マレリ製Φ32 mm スロットルボディ

点火方式 電子制御イグニッションシステム

潤滑方式 ウェットサンプ

始動方式 セルフ式

トランスミッション 6速リターン

変速比 (1速)11/33 (2速)15/30 (3速)18/27

(4速)20/24 (5速)25/27 (6速)23/22

一次減速比 29/69

最終減速比 13/62

クラッチ 湿式多板

フレーム ツインチューブスチールフレーム

フロントサスペンション Φ41 mmテレスコピック倒立フォーク ホイールトラベル240mm

リアサスペンション スチール製スイングアーム、プログレッシブリンク式モノショック ホイールトラベル220mm

ブレーキ(F) Φ300 mm ステンレスディスク、フローティングキャリパー

ブレーキ(R) Φ200 mmステンレスディスク、フローティングキャリパー

ABS ボッシュ製9.1ML

ホイール フロント:2.50 x 17 リア:3.50 x 17

タイヤ フロント:100/80-17 リア:130/70-17

全長 / 全幅 /全高 2,055mm / 820mm /1,140mm

シート高 880 mm

車両重量 134Kg

燃料タンク 6.2リットル

車両本体価格 410,400円(消費税8%込み)

生産国 中国

シート高は880mmとやや高め。

参考までに、カワサキのKLX125が830mm、KLX150BF(フルサイズ)が870mmとなっています。

車両価格はベースとなったApriliaのRX125が¥399,600-(税込み)なので、¥10,000(税込み¥10,800)の価格差ですね。

Aprilia RX125

ベースとなったエンデューロモデルのRX125も、2019年1月に追加されたスーパーモタードモデルのSX125も、とても魅力的なマシンですね。



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