ハーレーの電動バイク 多才なモデル

BIKE

こんにちは。

「ドッ・ドドッ・ドドドッ・ドッ」このようなバイクの排気音を聞いたことがありませんか?

排気量の大きなVツインエンジンを搭載し、ドドドドドド・・・という等しい間隔で爆発するのではなく少し間隔をずらしたような爆発をさせると、あの独特の排気音を奏でます。



乾燥した広大な大地の直線道路を、チョッパースタイルのバイクにまたがって駆け抜ける。

ハーレーといえばそんなイメージが強いかと思います。

ハーレーダビッドソン以前のアメリカンといえば・・・

この20年くらいの間に日本でも珍しくなくなったハーレーですが、1980年代~90年代頃はめったに見かけない本物のアメリカンという孤高の存在でした。

当時の日本国内はレーサーレプリカ全盛期でしたが、スポーツ走行ではなくお洒落なアイテムとしてバイクに興味を示す方々も一定数存在し、カワサキのゼファーに代表されるネイキッドタイプが人気を博します。

それと同じ時期だったでしょうか?ホンダのスティード・ヤマハのビラーゴ・スズキのイントルーダー・カワサキのエリミネーターバルカンといった国産アメリカンをチョッパースタイルなどにカスタムして乗っている若者も街にあふれました。

さらに、TWなどトラッカーをスカスカにカスタム(スカチューン)したバイクがお洒落な若者に支持されアメリカン人気も落ち着いたころ、日本国内でもハーレーを見かけることが多くなったような気がします。

ハーレーダビッドソンの更なる道のり

我々はあなたの未来をスリルへと誘う。

従来、排気量の大きなバイクしか製造してこなかったハーレーダビッドソン。

しかしながら世界の中でも2輪車市場規模の大きな地域では、小排気量のバイクが高いシェアを持っています。



 

小排気量の高性能バイクといえばスーパーカブなど日本の得意とする分野ですが、近年はレシプロエンジン搭載車両ではなく電動モビリティの開発も盛んにおこなわれています。

その激戦区にハーレーが参戦してくることになりました。

多才な電動モビリティ

一瞬、マウンテンバイクかと思いましたが、これはハーレーが開発中の電動モビリティです。

多才な電動モビリティ H-Dより引用

HPでは動画が掲載されています。

雪山で派手なアクションを繰り広げているのですが、ウィリーで多様するリアブレーキのペダルは右足付近に見当たりません。

同時開発?中と思われる都会派モデルと同じように、前後ブレーキはハンドルに取り付けられた左右のレバーで操作するのでしょう。

多才な電動モビリティ H-Dより引用

このコンセプト・モーターサイクルは、公道だけでなくあらゆる地形のためにデザインされた。

日常のライディングを楽しむとともに、シティモードからオフロードにも切り替え可能。

画像はイメージです。製造モデルとは異なる可能性があります。販売は未定です。販売国・地域については未定です。

多才な電動モビリティでは、公道走行用のシティモード&ダート走行用のオフロードと、二つの走行モードが選択できるようです。

出力特性の変換でしょうか?

HPに掲載された動画を「ラーダーさんが履いているブーツがかっこいいな~」と思いながら見ていましたが、静止画には無いアンダーガードが装着されているのも気になります。

ハーレー以外で注目されている電動モビリティ

世界ではすでに多くの電動モビリティが公道を走行しています。

中でも非常に実用的な進化を遂げていると感じるのが台湾のgogoroです。

gogoro2プラス

充電されたバッテリーを保管できるステーションを台湾内だけでも1,000か所以上に設置し、車両に搭載して使ったバッテリーと交換すれば数秒後にはすぐに走り出せるというインフラ整備済みの電動スクーターです。

航続距離も100km以上が期待できる性能を持っているとされています。

また、2018年には日本国内(和歌山)のベンチャー企業とヤマハが電動モビリティ部門で業務提携し話題となりました。

glafit GFR-01

このGFR-01と名付けられた車両は、和歌山のglafitさんが製造販売している電動バイクです。

一見するとペダルがあることから電動アシスト付き自転車のようにも見えますが、れっきとした原動機付自転車(1種)登録が必要なバイクであり、ナンバーの取得やヘルメットの装着が義務付けられています。

このように、世界各地でモビリティの電動化は着々と進んでいます。

ハーレーダビッドソンが新時代の電動モビリティでもリーダー的な存在感を示し、乗って・見て・所有して楽しいモビリティを販売してくれることを楽しみにしたいと思います。



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