インドでは2台に1台はスズキ車だという話を聞き、そこに至るまでのおおまかな歴史を知り、インドで販売されているスズキ車に興味を持って調べてみました。
日本国内でも販売されてる車種がいくつかありますが、よくよく見ていくとディーゼルエンジンを搭載した車種が多いことに気づきます。
2020年からはユーロ6に準拠した排ガス規制がスタートするインドなので、環境負荷軽減がテーマとなってくるでしょうか?
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ディーゼルエンジンを取り巻く環境
VW・メルセデスなどの本拠地である欧州では、比較的高い速度での航続距離が長いことからディーゼルエンジン搭載車両が半数以上を占めていいると言われています。
ただ、2018年2月ドイツでは「国内の各自治体は、大気汚染対策のためにユーロ5以前のディーゼル車の走行を禁止することができる」という連邦行政裁判所の判断を皮切りに、同国ハンブルクが5月末に市内のごく一部ながら「ユーロ5以前のディーゼル乗用車の走行を禁止」しました。
また、同国シュツットガルト市とアーヘン市でも、2019年1月からユーロ4以前のディーゼル乗用車の市内乗り入れを禁止する事になっています。
マルチスズキのディーゼルエンジン
1.3L DDis 190
マルチスズキのSWIFTの搭載されるのは、非常に燃費の良いディーゼルエンジンです。
仕事で1.8LほどのNAディーゼルエンジンを搭載したマツダのファミリアバンに乗っていた時期がありますが、軽い車体を太いトルクでグイグイと押し出してくる感じがありました。
特に長距離の移動(300km/日前後)が多かったので、頼もしい相棒でした。
SWIFTも軽量な車体にディーゼルターボエンジン搭載ということで、走りも楽しめそうな気がします。
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SWIFTのインパネ
SWIFTインパネ
写真で見る限りは日本で販売されているSWIFTと似通った造りに見えます。
ガソリンエンジンも
マルチスズキ SWIFT
日本ではディーゼルエンジン搭載車両が少ないので何かと興味が沸いてしまいますが、ガソリンエンジン搭載車両も設定があります。
ホイールデザインも欧州で人気がありそうなデザインを採用していますね。
2018年11月19日、電気自動車を強力に推進してきたカルロス・ゴーン氏に関する悪い報道があったばかりで日産・ルノー・三菱の動向に注目が集まっている自動車業界。
欧州を中心に今までのディーゼル推進から電気自動車に舵を切ったため、中古市場でもユーロ5以前適合車両の需要が激減しているようです。
2輪車を含め、急増するインド市場でシェアを伸ばすのはどのような車種になるのでしょう?
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