デリカD:5の燃費に関わる内容です。
2019年新型(3DA-CV1W)との比較に興味がある方は、コチラの記事をご覧ください。
サイエンス(科学)かオカルトか・・・
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それでは早速「数値では表せない」カスタムパーツについてお伝えします。
取り付けたのは、創業60年以上、ビルシュタインの販売歴でも35年以上の実績を持つチューニングショップ「GTK」さんの炎の完全燃焼セットという商品です。
未来整備と名付けられたGTKさんの商品群は、車の持つ本来の性能を引き出す効果があるとされ、燃焼効率の向上などが期待できるというものです。
取り付けた目的や、この商品にたどり着いたいきさつなどもお伝えします。
デリカD:5の不満な部分
2019年発売の新型デリカでは「ミッションが8速に変更+エンジン出力もトルクアップ」され停車時からの出足も改善されているようですが、現行型のデリカD:5ではかなりマイルドな味付けとなっています。
私が過去に乗っていたディーゼルターボエンジンの車で、100系ハイエースのワゴンがあります。
100系HIACEのディーゼルターボは驚くほどの瞬発力をもっていて、初めて運転したときには「こんなに走るの?!」と良い意味で期待を裏切られたことがあります。
ディーゼルターボエンジンのを搭載した車にそのイメージを持っていたので、デリカD:5の走りは少し物足りないと感じました。
そして、エンジン出力の向上についてデリカオーナーさん達がどのようなカスタムをしているのか調べてみました。
サブコン
デリカD:5ではTDIの製品が人気のようですが、サブコンも数社から販売されていて予算も10,000前後~¥80,000オーバーと幅広い価格帯から選択できます。
TDI-Tuning
RaceChip S
メインコンピュ-ターには手を加えず、燃料供給部分で出力特性を変化させているため、取り付けも取り外しも比較的簡単にできる製品です。
パワーチェックをしたグラフなども公表されているので、それなりのものを取り付ければ効果は確実に体感できると思われます。
LDA-CV1W用 TDIチューニング HPより引用
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TDIチューニングによると、デリカD:5ではパワー&トルクは最大で40%の向上、燃費は最大で20%の向上がみられると言われています。
確実に体感したいなら迷わずサブコンかと。
ただ、かなり出力が上がるため、耐久性など他の部分への影響がないとは言い切れないでしょう。
ディーラーでメンテナンスパックなどの整備を受けている方は、無償修理対象から外されるかもしれませんので、そのあたりも要確認ですね。
スロットルスペーサー
エンジンに供給する空気の流れを変化させて、アクセルレスポンスを高めるパーツです。
TGSスロットルスペーサー
金額も¥8,000ほどなので試しに取り付けてみてもよいかな?と思えるパーツです。
吸入する空気量や空気の速度を調節するインテークパイプも同時に交換すると、更に効果が高まるようです。
私はバイクのエンジンをDIYでカスタムしてレースに出たりするのですが、吸気と排気を最適化すると驚くほど走りが変わることを経験してきました。
これらのハード系パーツは効果があって当たり前な存在ですが、購入直後から大きくカスタムしてしまうとノーマル状態を知らないままになってしまいます。
そこで、手始めに「ノーマルの持つポテンシャルを最大限引き出す」ことを考えた結果、GTKさん製品を選択しました。
GTK 炎の完全燃焼セット
いくつかのパーツで構成されたセット商品です。
ラジウム鉱石で・・・詳しい説明はGTKさんのHPなどでご確認ください。
MPフィルター
MPフィルター
最初に取り付けたパーツです。
エアクリーナーBOXのなかにあるエアフィルターにかぶせているだけです。
取り入れた空気が燃焼に適した状態でエンジンへ供給されるようになるとのこと。
エキゾースト9と同時に取り付けました。
エキゾースト9
エキゾースト9
MPフィルターと同時に取り付け。
最初は効果を体感できませんでしたが、GTKさんのいうように取り付け位置によって特性が変わった気がします。
エンジンに近い位置に取り付けるとトルク型に、マフラーエンドに近い位置に取り付けると高回転型になるといいます。
現在は高回転の伸びを得られるよう、マフラーの後方部分に取り付けています。
後方へ移動した エキゾースト9
取り付けから半年以上が経過しましたが、特に劣化などは感じられません。
ピ-クリップ
ピークリップ
燃料ホース等に巻き付けて使います。
最初は一つだけ取り付けていましたが、効果がわかりづらかったので他の部品と共にすべて取り付けました。
ピークリップ 最初の1つ
ピークリップ 移動&追加
ピークリップ 追加
燃料ホースに2つ、ラジエターホースに1つ取り付けました。
バーサス・アシスト
BasusAsisto
もともとは「足回り3種の神器」に入っていたパーツです。
短く切ってインジェクターに使ってみました。
BasusAsisto 取り付け後
燃料の完全燃焼をサポートしてくれていると思っています。
GTK-Ⅲ HSP
GTK-Ⅲ HSP
GTK製品の有名どころです。
ラジウム樹脂効果でエンジン本来の性能を引き出パーツと紹介されています。
カムカバーに直接取り付けようと考えていましたが、GTKさんのHPに「対象物の15cm以内にあれば効果がある」との記載があったので、エンジンカバーに取り付けました。
エンジンカバー
2本のボルトっで止まっているだけなので簡単に脱着できます。
どうしてもカムカバーに直接取り付けたくなったら、追加で購入するかもしれません。
全てを取り付け終わって
炎の完全燃焼セットを数日にわけてすべて取り付けしました。
あくまでも個人的な感覚でのレビューになりますが、エンジンがサラサラと動いているような感覚に変化しました。
ディーゼル特有の重たい感じから少し軽快になったように感じています。
ビッグマイナー後の3DA-CV1Wに試乗した三菱のディーラー営業さん曰く、2019年の新型デリカD:5ではエンジン出力や遮音性が高められているようです。
フィーリングとしては「ディーゼル特有のトルクの太い感じが薄らいでいた」と感じたそうですが、炎の完全燃焼セットを取り付けた私のデリカD:5も、同じような感覚があります。
炎の完全燃焼セット取り付け後の平均燃費ですが、燃費計で13km/L前後のとき実際には14km/Lほど走行していました(満タン方式で燃費計と同時確認を実行)。
あくまでも個人的な感想になりますが、「この製品は効果あり」と結論付けたいと思います。