九州西部にある長崎県は、鎖国時代にも海外との接点も持っていた唯一の地域。
その長崎県の北西部にある平戸島は、平戸大橋で長崎県本土とつながっている陸続きの島になります。
平戸島 goo地図より
その平戸島から、自転車とバイクの良い部分を合体させ、電気で走る環境にやさしい乗り物=ISOLA Eサイクルという乗り物が販売されています。
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自分で組み立てる電動自転車
ISOLAには折り畳み型とマウンテンンバイク型の2種類のモデルがあるようです。
DIY組み立て出来るのはIS006 折り畳み型となっています。
IS006 折り畳み型
IS009 MTB型
キット価格は、フレーム込み・USBポートなし・自賠責1年付き・その他は標準仕様で自宅までの送料を含めた見積もり金額は、¥202,440-税込みとなりました。
動画もありました
ISOLAさんのHPにyoutube動画もありました。
再生時には音量にご注意ください。
いろいろ選べるシステム
上のIS006とIS009の画像をよく見ていただけるとわかるのですが、駆動輪がIS006では前、IS009では後ろとなっています。
実は、Eサイクルは駆動輪を任意に選択出来るシステムを採用しています。
前輪駆動の場合、登り坂で空転しやすいこともありますが、ブレーキの効きが良くなったりコーナーでのスリップダウンの確率が低くなったりするようです。
後輪駆動の場合、リアに加重がかかりすぎるとウィリーしやすくなる可能性がありますが、従来の自転車やバイクとおなじ駆動輪となるので操作に違和感が少なく、登り坂ではトラクションがかかりやすくなるようです。
バッテリーの性能も数種類のオプションが容易され、予算にあわせてグレードアップ出来ます。
さらに、敷地にゆとりがあれば太陽光発電システムを構築し、充電することも可能です。
USBポートを設置することもできるので、スマホの充電なども行えるようになっています。
マニアックで高額なオプションですが、アルミやマグネシウム製のホイールを選択することも可能です。
タイヤの種類やハンドルグリップ、サドルなどもオプションパーツが数種類の中から選べるようになっています。
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最後に
個人的に、Eサイクルのコンセプトはとても共感の持てるものだと感じました。
モンキーやスーパーカブのエンジンをDIYで整備するようになってから、「機械が壊れないようメンテナンスを怠らないようにする」という感覚が身に付きました。
IS006も自分で組み立てることで愛着がわき、大切に扱い、故障しても自分で直せる自信がつくと思います。
商品を大量に売ることだけを考えて造られたモノより、大切に使い続けることで消耗品の需要も生まれ、よりエコな乗り物となるのではないでしょうか?
また、発売以来200台以上を販売してきたEバイクは、平戸市のふるさと納税のお礼の品としても選ばれています。
原付1種としての登録が必要になりますので、購入の際にはご確認を!