2018年11月29日
世界のホンダから、ついに電動スクーター「PCX ELECTRIC」の最新情報が発表されました。
HONDA HPより引用
ところどころにあしらわれたブルーのラインが雰囲気たっぷりな外観です。
スポンサーリンク
ではまず、PCXエレクトリックの主要諸元をチェックしてみましょう。
Hondaは、企業や個人事業主に向けて、原付二種(第二種原動機付自転車)の電動二輪車「PCX ELECTRIC(エレクトリック)」のリース販売を11月30日(金)から開始します。
定格出力=0.98kWなので、2018年12月現在の日本国内の免許制度で、ぎりぎり原付2種(125cc未満相当)に抑えられていますね。
ただ、最高出力は4.2kWとなっているので、今まで見てきた電動バイクの定格出力から算出した最高出力と比較すると、2倍ほどの出力があるようです。
このあたりは、バッテリーの搭載方法にも秘密がありそうです。
PCX ELECTRIC システム図
脱着可能なモバイルパワーパック
このモバイルパワーパックの1コあたりの重量は約10kgと発表されています。
2つの充電方法
PCX ELECTRICには、充電方法が2種類あります。
ひとつは、モバイルパワーパックを車体に搭載したままで、内蔵プラグをコンセントにつなぐ方法。
もうひとつは、取り外したモバイルパワーパックを専用の充電器に収めて充電する方法です。
取り外しが可能な充電方法が選べることで、屋外に充電設備の必要がなくなります。
マンション住まいや、防犯対策などで重宝しそうですね。
充電時間は車載状態で約6時間、充電器で約4時間(1コあたり)とされています。
走行可能距離は満充電で約41kmです。
モバイルパワーパック搭載部分
通常、メットインスペースになったいる部位に、パワーパックが装着されています。
このぶん、荷物の積載能力は減っていまいますね。
動力は後輪を動かす方法が選ばれています。
後輪部分に設置されたモーター
従来のエンジン車とおなじ後輪駆動とすることで、乗り換えユーザーにも違和感ない操作性が与えられているような予感がします。
電動パワーユニットはエンジンとは異なるサイズは形状となったことで、パワーユニットハンガーを新設しています。
パワーユニットハンガー
もともと振動の少ないモーター駆動に加え、ラバーブッシュを4つ装着していることで非常に上質な乗り心地となっているようです。
スポンサーリンク
また、リース料金など細かい情報は掲載されていませんが、PCXエレクトリックのモニターも11月29日から募集を開始していますね。
Hondaの国内における二輪総合販売会社である株式会社ホンダモーターサイクルジャパンは、「PCX ELECTRIC(エレクトリック)」を用いた電動二輪車の実用性検証を目的に、幅広い層のお客様を対象としたモニターの募集を本日から開始します。
PCX ELECTRIC
2019年の2月からにモニターの当選案内が出るので、2019年の春頃から街中で見かけることがあるかもしれません。