スクーターのバーハンドル化カスタム流行のきっかけとなったのは、おそらくヤマハのGEAR(ギア)でしょう。
YAMAHA GEAR
積載能力の高い車体にパワフルな2ストローク50ccエンジンを搭載し、配達業務用として高評価を得ていたヤマハのギアですが、時代には逆らえず(排ガス規制など)4ストローク50ccエンジンへとモデルチェンジしました。
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では、2018年現在のGEARはどのような仕様になっているでしょう?
YAMAHA GEAR 仕様
〈 〉内はニュースギア、《 》内はギア パーキングスタンド仕様
ギア | ||
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認定型式/原動機打刻型式 | 2BH-UA08J/A331E | |
全長/全幅/全高 | 1,850mm〈1,865mm〉/680mm〈740mm〉/1,025mm〈1,060mm〉 | |
シート高 | 715mm | |
軸間距離 | 1,280mm | |
最低地上高 | 105mm | |
車両重量 | 98kg〈104kg〉《101kg》 | |
燃料消費率*1 | 国土交通省届出値 定地燃費値*2 |
66.9km/L(30km/h) 1名乗車時 |
WMTCモード値 *3 | 52.2km/L(クラス1) 1名乗車時 | |
原動機種類 | 水冷・4ストローク・SOHC・3バルブ | |
気筒数配列 | 単気筒 | |
総排気量 | 49cm3 | |
内径×行程 | 38.0mm×43.5mm | |
圧縮比 | 12.0:1 | |
最高出力 | 3.2kW(4.3PS)/8,500r/min | |
最大トルク | 4.1N・m(0.42kgf・m)/6,500r/min | |
始動方式 | セルフ・キック併用式 | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
エンジンオイル容量 | 0.85L | |
燃料タンク容量 | 7.5L(無鉛レギュラーガソリン指定) | |
吸気・燃料装置/燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
バッテリー容量/型式 | 12V, 4.0AH(10H)/YTX5L-BS | |
1次減速比/2次減速比 | 1.000/15.000 | |
クラッチ形式 | 乾式,遠心,シュー | |
変速装置/変速方式 | Vベルト式無段変速/オートマチック | |
変速比 | 2.775~0.864:無段変速 | |
フレーム形式 | バックボーン | |
キャスター/トレール | 26°00′/78mm | |
タイヤサイズ(前/後) | 90/90-12 44J(チューブレス)/110/90-10 51J(チューブレス) | |
制動装置形式(前/後) | 機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ/機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ | |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/ユニットスイング | |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | ハロゲンバルブ/12V, 35/35W×1 | |
乗車定員 | 1名 |
- ※1 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- ※2 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
- ※3 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。 WMTCモード値については、日本自動車工業会ホームページもご参照ください。
- 本仕様は予告なく変更することがあります。
- 仕様変更などにより、写真や内容が一部実車と異なる場合があります。
- 車体色は撮影条件、モニターなどにより実際の色と異なる場合があります。
- 写真は撮影用のイメージです。仕様が実際のものとは異なる場合があります。
- 当製品は、ヤマハ海外工場 Yamaha Motor Taiwan Company, Ltd.(ヤマハモーター台湾)にて、日本向け仕様として生産されたものです。
4.3psの4ストローク50ccエンジンを搭載していますが、ギアの使い方を考えれば必要十分な性能ともいえますよね。
そして、GEAR(ギア)の凄いところは他にもあります。
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オプション装備品が豊富
ヤマハのギアは独自性の高いオプション装備品が豊富にそろっています。
引用元:ヤマハ発動機
このように用途に適したオプションパーツが豊富に用意されていますが、そのなかでも色替えが出来る外装セットと、ワイパー付き屋根が人気があるそうです。
カラーチェンジパネル
装着は住友3M製の強力な両面テープで既存の外装に貼り付けるだけです。
レッドの装着例
破損状況によっては取り付けができない場合もありますが、¥18,360-(税込み)で4色のカラーが選べるようになっています。
画像でもわかるようにフロントフェンダーの内側などは白いままになるので注意が必要です。
ルーフキット
昨日取り付けられた車両に遭遇しましたが、さすがの一体感で快適そうな雰囲気が印象的でした。
ヤマハGEAR ルーフキット
グリップヒーターや出前機との同時装着は出来ないようですが、屋根付きスクーターに早変わり出来るので雨の日の「ちょっと配達」というときなど非常に便利でしょう。
フロントキャリアの取り外しやワイパーの配線など、装着にはある程度の技術が必要となります。
オプション装着例
以上、なにかと重宝しそうなスクーターヤマハ GEARを紹介いたしました。