フリーパワー　電動アシスト自転車　電池のいらない自転車

これは驚きです！

2018年6月17日放送の「がっちりマンデー!!」でも紹介されていた自転車に関する驚きの最新技術。

一見すると普通の自転車（いわゆるママチャリ）が、座ったままで坂道をグングン上っていきます。

電動アシスト機能も無しで、一体どのようにして走行しているのでしょうか？！

電池の要らないアシストギア

引用元：サイクルオリンピック

FREE　POWER

これは何の技術か？といいますと、自転車に関する画期的な技術なのです。

ペダル踏む力を推進力に変える画期的なクランクギア！それがFREE POWERです。

開発に10年もの歳月を費やしたことで、その性能は素晴らしいものがあります。

2018年　6月　17日　TBS系で放送された内容を簡単に説明すると、

けっこうな登り坂を　電動アシスト無しで　座ったまま加速出来る！

ということです。

これって実はすごいことなのではないでしょうか？？

平坦地から少しの登り勾配でも、自転車という乗り物は推進力が損なわれてしまいますよね。

ところが、このFREE POWERを取り付けた自転車ではスイスイと進んでしまうのです。

いったいどのような造りになっているのか？部品の解説を聞くまでは全く想像もできませんでした。

FREE POWERの仕組み

１）チャージ（Cherge）・・・ペダルを踏み込み、シリコンを圧縮。ペダルのクランク部分に仕込まれたシリコン素材がつぶれます。

２）キープ（Keep）・・・シリコン素材に反発力をキープ。シリコン素材がつぶれた状態を維持します。

３）パワー（Power）・・・反発力を動力に変換。つぶれたシリコン素材の元に戻る力が推進力に変わります。

試乗体験された方々の中に、『フワフワした踏みごこち』と言っていた方がいましたが、きっとシリコン素材がつぶれる時に踏み込みが軽くなることでフワフワと感じたのでしょう。

シリコンがつぶれて、それが伸びる時の力が推進力となる・・・きっとバネのような効果が発揮されているのですね。

これはかなり値段も高いのでは？？

電動アシストがいらない坂道を上れる自転車と聞けば、値段も電動アシスト付き自転車と変わらないくらいはするのでは？と思いますよね。

それが、思いのほかリーズナブルな価格設定なのです！

まず、フリーパワーの入手方法としては、大きく分けて２つの方法があります。

一つ目は「もともとフリーパワーがついている自転車を購入する」という方法です。

この場合、一般的なサイズの自転車で　￥５０，０００（税込み）くらいあれば購入出来ます。

26インチのシティサイクル　￥￥45,800（税別）

もう一つの方法は「部品だけ購入して自転車に取り付ける」という方法です。

その場合どんな自転車にでも取り付け可能ということではないようですが、部品だけの価格は￥１０，０００～１２，０００（税込み）で購入出来ます。

この価格なら、ご自分で取り付けが出来る方が興味本位で購入しても楽しそうですね。

5つの効果と特徴

それでは、改めてフリーパワーの効果と特徴を確認します。

１　漕ぎだしが軽い・・・シリコーンが回転に勢いをつけることで漕ぎだしが軽く、発進がスムーズになる。

２　膝や足首にやさしい・・・路面の凹凸や走行時の衝撃をシリコーンが吸収し、膝や足首にかかる負担を軽減。

３　スピードを持続させる・・・シリコーンがギアの回転をアシストしスピードを維持。ノーマルギアと比較すると約２０％の高率ＵＰ。

４　長距離＆坂道に強い・・・踏み込む力をシリコーンが効率よく回転に変換するため、長距離の走行や坂道の走行に強い。

５　筋肉痛になりにくい・・・強く踏み込み際にシリコーンが筋肉疲労を緩和。ノーマルギアとの比較では約６５％の筋肉負担を軽減。

世界数か国で特許の取得済＆申請中とのことですが、これが普及すれば電動アシスト自転車や原付バイクなどにとっても、かなり手ごわいライバルになりそうですね！

ぜひ体験してみたい