CL50 オイルシール交換(キックシャフト部分)

CL50ベンリィの部屋

みなさん、こんにちは。

ここ数ヶ月の間ずっと気になってはいたものの、忙しさにかまけて放置してしまっていたオイル漏れ部分があります。

今回はエンジンをばらしたりすることなく、簡単に交換できる部分のオイル漏れ対策となります。

カブ系エンジンではよく見かける光景ですが、一見オイル注入口から漏れているようにも見えるので気づいていない場合も多いかと思います。



それでは、該当部分のオイルシールを交換していきます。

CL50のキックシャフト周辺

オイルがにじんでいます

画像で見てもオイル注入口から漏れているようにも見えますが、おそらくクランクケースから伸びているキックシャフトのオイルシールが痛んでいるのではないかと思います。

ちょうどオイル交換のタイミングでもあったので、同時にオイル交換も行いました。

オイル交換作業

CL50 オイルドレンボルト

クランクケース下側の17mmのボルトを緩めていきます。このボルトは完全に抜けるので、廃オイル受けに落下させないように注意して作業をすすめます。

オイルドレンボルトとワッシャー

CL50のオイルドレンボルトを半分くらいまで緩めたところです。ボルトとクランクケースの間には厚めのワッシャーが入っています。ボルトを抜き取ったときに紛失しないよう注意が必要ですね。

あとは、オイルを抜いてドレンボルトを締め込み(※締め込み過ぎに注意!)、オイル注入口から0.6Lのオイルを入れてキャップをしめればオイル交換作業は完了です。

※ちなみにこのオイルドレンボルトを締め過ぎてネジきってしまうと、クランクケースの交換が必要になるかもしれませんので注意が必要です。



オイルシール交換作業

つぎはキックシャフト部分のオイルシールの交換作業に入ります。

キックシャフト周囲を洗浄

オイルで汚れたいたので、パーツクリーナで脱脂してキレイにしておきました。

キックを取り外した状態

このままオイルシールを取り外します。先の細い工具を使って、シールを引き出すようにすれば比較的簡単に取れてしまう部品です。

クランクケースにキズが入らないように丁寧な作業を心がけました。

オイルシールが外れました

今回は先端が細くなったマイナスドライバーを使ってオイルシールを取り外しました。

新しいオイルシールにはグリスを塗って取り外しと反対の手順で取り付けを行います。

CL50 キックシャフト部のオイルシール交換作業終了

オイルシールがしっかり奥まで入ったことを確認できたら、キックを取り付けてキックシャフト部分のオイルシール交換作業は終了です。

数分間の試運転を行いましたが、オイル漏れはうまく止まってくれたようです。

後日追記・・・さらに数日間の通勤で使用し確認しましたが、オイルの滲みもなく良い状態を維持できていました。2018年10月、4か月経ってもオイルの滲みすら出ていない状態を維持できています。

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