屋根付き3輪バイクで有名な【ADIVA】。
2019年9月20日付けで【aidea(アイデア)株式会社】へと生まれ変わりました。
Made In Japan の電動モビリティ誕生
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3輪EV aidea AA-Cargo α/βの記事はこちら
全天候型のシティコミューター
梅雨の時期や雨天にバイクで通勤途中、車を横目に見ながら「このバイクにも屋根があったら良いのにな・・・」と考えたことがありませんか?
「だったら車に乗ればいい」とはならないのが、バイク好きの性ですよね。
もちろん車にも乗りますが、やはりバイクのような乗り物に興味がわいてしまいます。
今回はそんな視点からあこがれの乗り物「屋根付きバイク」を紹介します。
皆さんもADIVA(アディバ)というブランド名は見聞きされたことがあるのではないでしょうか?
aideaになる前のADIVAブランドについて
「移動を喜びにしたい」アディバ創設者 Nicola Pozio雨、風、日差し、暑さ、寒さ。
快適な移動を妨げる、さまざまな問題を解決したい。
1990年初頭、一人のイタリア人の夢が走りだしました。2000年ミラノ・サローネにおいて、
必要に応じてボディ各部のパーツを脱着できる
「モジュラープロテクションシステム」を採用した
「ベネリ・アディバ150/125」を発表。
全天候型の画期的なシティコミューターとして
瞬く間に世界中に広まりました。2004年には、開閉式ルーフに関する世界特許を取得。
アディバブランドのアイデンティティを確立します。2008年、フロント2輪&リア1輪の3輪スクーター「AD3」を発表。
独自のアイデアと先進の技術により、
2輪車の楽しさ・手軽さと4輪車の安全性・快適性を両立しました。そして2018年。ゆとりの走りを実現する「AD3 400」に加え、小回りが効いて扱いやすい「AD1 200」がデビューし、充実のラインナップが揃いました。
誰もが、気軽に、安心して楽しめる。
アディバの3輪スクーターは、移動を喜びにする次世代のコミューターです。
2000年登場の ベネリ・アディバ150/125

3輪の屋根付き400ccスクーター AD3 400 ¥1,180,000-税込み
エンジンはプジョー製の399ccとなっています。
200cの AD1 200 ¥756,000-税込み
エンジンはこちらもプジョー製で排気量は190cc。
ADIVAの車両は、使い勝手にこだわった装備が特徴です。
約40Lのリアトランクを装備しています。
晴天時などは、ルーフを開けて走ることもできます。
日本製 屋根付き3輪
日本でも屋根付きの3輪バイクが作られています。
それは、営業用・業務用として使われていることが多いホンダのジャイロキャノピーです。
ピザやお弁当の配達の方が乗っているのを見かけますね。
ジャイロキャノピーは排気量が50ccなので、国内では車の免許を持っていれば運転できます。
短距離の通勤には便利かもしれませんが、レジャーや趣味等でより長い移動距離を求める方々にはADIVAにアドバンテージがあるでしょう。
HONDA ジャイロ キャノピー 50cc ¥560,520-税込み
原付と同じ50ccの排気量で金額は50万オーバー!
屋根付きのコミューターは高額ですね。
ADIVA 電動3輪も発売予定
更に、ADIVAでは2種類の電動3輪の発売を予定しているようです。
2018年にGOOD DESIGN賞を受賞しているADカーゴです。
積載性を高めたビジネス用モデルで、最大荷重100kgのリアキャリアとルーフによる耐候性の高さで、ビジネスシーンでの活躍が期待できます。
発売時期未定 AD 200を電動化した AD1-E
アーバン・シティコミューターという位置づけのAD1-Eは、ガソリンエンジン搭載モデルのAD200がベースですが、エンジンが無くなったことで軽量化され静粛性も向上しています。
発売時期未定 Concept-E
ガソリンエンジンの代替パワーユニット最有力候補としてADIVAが考えているのが、電気で動く電動モーターです。
ガソリンエンジン搭載車両をベースとはせず、ゼロからEV専用の開発をすすめているようで、ルーフ部分にソーラーパネルを搭載することで走行中の充電が可能となっているようです。
KTMの電動ミニモトクロッサー
オーストリアのオフロードバイクメーカー「KTM」から発売され、2020年に日本上陸を果たした電動のミニモトSX-E 5。
KTM SX-E 5 2021
サイズは子供用ですが、性能は大人が乗っても十分に楽しめそうなものです!
KTM SX-E 5 2021 驚きの新車乗り出し参考価格の記事はコチラ
ADIVA株式会社が扱っていたスクーター
さらに、全天候型シティコミューターADIVAで有名なADIVA株式会社はプジョーのスクーターを日本に正規輸入していることでも知られています。
そのなかでもレトロ感たっぷりでおしゃれな1台を紹介します。
DJANGO 125 ABS ALLURE
プジョーのネオクラシックが半端ないスクーター ジャンゴ125アリュールABS。
1950年代をイメージしたお洒落なスクーターですね。
DJANGO 125
DJANGO 125 ALLURE ABS は メーカー希望小売価格が ¥381,240-税込み となっています。
2019年、すでに世界では各地で電動モビリティが走り回っています。
台湾のgogoroなどはインフラ整備も行き届き、成功を収めていると言えるのではないでしょうか?
aideaへと生まれ変わり、電動化への加速が期待されるシティコミューター。
蓄電池の性能向上と相まって、近い将来とても身近な存在になりそうな予感がしませんか?!