honda CL50 ベンリィ

CL50ベンリィの部屋

こんにちは。

2019年3月、最近は程度の良い車両も減ってきて、中古車市場でも高値が続いているホンダCL50ベンリィ。

この人気の原付は、その名に違わぬ便利さです。

実際に数年間所有してみて、その便利さを痛感しています。

2011年、中古の状態の良い車両を14万円程度で購入。

事情により約2年半ほど乗らなかった期間がありましたが、通勤をメインに使用している期間が約5年と半年。

その期間、トラブルといったトラブルは皆無で、あえてトラブルをあげれば純正のシート表皮が破れてしまったことくらいです。

ホンダ CL50(管理人所有車両)

購入直後のホンダCL50ベンリィ

最初はリアサス&ハンドルバーを交換済みの状態で通気に使用していました。



その後、とあるオフロード・ミーティングに参加するため、通勤仕様からビンテージMX仕様へとカスタムしてダートコースで思いっきり遊びました。

その時の写真と、カスタム内容を記載します。

CL50 ヴィンテージMX仕様 SPEC

CL50 ビンテージMX仕様

リアホイールはリトルカブの14インチを選択しました。

リアのアクスルシャフト径はカブ系の車両と共通なので、加工なしでもそのまま入ります。

スプロケットの丁数やチェーンの微調整をしておけば特に問題ないかと思います。

タイヤも14インチのオフロード用というのが案外出回っているので、太さなども好みで選べると思います。

私はIRCのフロント用の細いタイヤを選んでリアに付けましたが、モトクロッサーのCR80やCRF150のスモールホイール仕様にも使えるかなり太いタイヤもあります。

フロントホイールはカブ50やCD50などより少しシャフト径が太いので、17インチのノーマルホイールを使ってタイヤだけ変える場合が多いと思いますが、私は自分のバイク小屋に転がっていたホンダの50ccアメリカン「JAZZ(ジャズ)」のフロントホイールを使いました。

過去にスーパーカブでダート遊びをしていたときに使っていたホイールでしたので、タイヤもオフロード用がついていて楽ちんだったのが選んだ理由です。深い意味はありません。

エンジンはキタコ社製の88ccに排気量をあげています。

シリンダー&ピストンのみでなく、ヘッドも交換しているので、STDというキットだったと思います。

バルブ径が大きくなって、カムシャフトもリフト量がおおきなハイカムが付いています。

キャブレターはこの仕様のエンジンに対しては、やや小さめのPC20を選びました。

本来は通勤をメインに使うということ、ノーマルのエアクリーナーBOXが使えるということなどを考慮した結果ですが、ノーマルのエアクリーナーBOXではうまくセッティングが出せず、BOXを外しましたので、もっと大きいキャブでも良かったと思っています。

ケイヒンのPE24あたりが好みなのですが、今のところPC20で通勤仕様に戻してあります。

マフラーは良いのか悪いのか?一斉を風靡したホンダのミニモトCRF50のノーマルマフラーのエンドバッフルをぶった切って使っています。

音と外見は非常にやってくれそうな雰囲気を醸し出していますが、できればCRF70用OUTEX製あたりを手に入れたいところです。

CRF50用は公道で乗るにはあまりにもうるさいので、通勤時にはノーマルマフラーで乗ってます。

リアショックは台湾製?なのかよくわからないのですが、GAZIというブランドの360mmを付けています。

乗った感じですが、これが結構気に入っていました。

ストローク量もそこそこある割に、ダンパーもほどよく効いていてバネ感も抑えられているので、ダートを走っても思いのほか良い感じでした。

ただ、メンテナンス不足がたたってロッドに錆がでてしまったので、今は純正に戻しました。

次はYSSのリアショックを狙っています。

2018年にYSS製に交換しました。

ステップバー&ステップはオリジナルの組み合わせで、強度とグリップ感は最高の仕上がりです。

ステップバーはホンダのミニモトCRF50用、ステップはカワサキのモトクロッサーKX80用で、ステップのピン孔を少し広げて付けてます。

ただ、この組み合わせだとCL50のシフトペダル&ブレーキペダルとの相性が悪くなります。

もともとのCL50やカブのノーマルのステッバーを見たことがあればわかるのですが、ステップバーはクランクケースの下に取り付け位置があって、ステップの位置はそこから約5cmほど上に上がってきます。

参考画像

ところが、CRF50用はほぼ水平に伸びてきてステップが付いています。

結果的にステップ位置が5cmほど下にさがってくるので、シフトペダルとブレーキペダルの操作が非常に行いづらくなるのです。

シフトレバー側はシーソー式ではないものに取り替えればオフロードブーツにちょうど良いくらいなのですが、さすがにブレーキは踏みにくくて非常に疲れます。



現在のCL50 2018’

シートはテント屋さんで張替済

2018現在、このCL50カスタム車両は機動性の高さから通勤など市街地走行で大活躍していますが、ノーマルのエンジンはモンキー系の4速ミッションで、車を含む一般道路での交通の流れの中では非力さが目立ちます。

しかし、ノーマル状態でも最高といえる部分があります。

それがこのシフトペダルだと思うんです。

シーソー式チェンジペダルは靴が傷みにくい

スクータにはかなわないかもしれませんが、ギア付きのバイクが好きで革靴を履いて通勤する方にとっては最高のパーツですよ。

スーパーカブやジョルカブなどのカブ系エンジン搭載車両には、シフトペダルがシーソー式になったものが付いていることが多いのですが、これが革靴に対して最高のパフォーマンスを発揮してくれます。

一般的なギアチェンジが出来るタイプのバイクの場合、左足のつま先でペダルをあげたり下げたりしてシフトチェンジするのですが、これだと左の靴のつま先がボロボロになってしまいます。

しかし、シーソー式のペダルなら、靴底だけで操作ができます。

足の裏側のつま先とかかと部分を使ってギアをあげたり下げたり出来るのです。

これは実際に乗ってみないとその使い勝手の良さはわかりにくいかもしれませんが、私はバイク通勤歴15年以上の経験からシーソー式ペダルをオススメします。

今のCL50の前にはゴリラで通勤していた時期もありましたが、そのときにもシーソー式ペダルに付け替えていました。

現在所有しているCD125やジョルカブも同じくシーソー式のペダルになっていますので、いつでも通勤仕様に仕上げられる安心感は大きいものがあります。

皆さんもシーソー式のペダルが付いているバイクに乗る機会があれば、ぜひその便利さを満喫してください。

以上、ホンダのスクランブラーモデル CL50 ベンリィ を紹介いたしました。

この車両は管理人所有のため、日々のカスタムなどを更新していく予定です。

CL50の部屋に記事を更新していきますので、興味があるかたはぜひお立ち寄りください。



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