こんにちは。
今回は1980~1990年代の国産2ストローク、ハイスペック・オフローダー第3弾としてYAMAHAのDT125Rをご紹介いたします。
YAMAHA DT125R
YAMAHA DT125R
ライバルであるスズキTS125RやカワサキKDX125SRなどと比較すると、少しおとなしめな雰囲気にも見えるヤマハのDT125Rですが、実際のスペックはどうだったのか調べてみました。
YAMAHA DT125R 諸元
シート高 865mm
軸間距離 1,410mm
地上最低高 290mm
乾燥重量 110kg
エンジン 水冷2ストロ-ク単気筒
ボア×ストローク 56.4mm×50.0mm
最高出力 22ps/9,000rpm
最大トルク 1.9kg-m/7,500rpm
フロントホイールトラベル 250mm
リアホイールトラベル 250mm
フロントタイヤ 2.75-21
リアタイヤ 4.10-18
標準価格 ¥345,000-
DT125Rの登場は1985年、1974年からスタートしたDT125の後継としてフルモデルチェンジでの搭乗でした。
DTのDはデュアルパーパスのD、TはトレールのTと言われています。
海外での人気が長く続きモタードモデルのDT125Xという派生車種も存在していて、ヨーロッパでは2007年まで製造販売されていたようです。
外観はおとなしめの雰囲気ですが、最も最近まで現行車だったことなどから、見た目以上に走りの性能は高かったのもと推測します。
実際に中古車市場での人気も高いバイクです。
200ccのDT200Rとは姉妹車にあたり、外観は共通した部分が多くあります。
ただ、スイングアームの材質など、走りに関する装備には大きな差がありました。
ライバルマシン達との簡易比較
せっかくなので、日本が世界に誇る4台2輪メーカーの1980~1990年代の国産2ストローク、ハイスペック・オフローダー4車種の簡易比較表をつくってみました。
DT125は見た目よりシート高が高いのが意外でした。
ただ、サスペンションはマイルドな味付けが施されていたと思いますので、足つきは他の3車種と変わらなかったのではないかと思います。
ヤマハさんがミナレリヤマハの4スト125ccエンジンを採用して、ハイスペックなフルサイズのオフロード&モタードモデルを国内で正規販売してくれたら、このクラスもさらに盛り上がりそうですね。
ミナレリヤマハ製エンジン当社車種
すでに販売は終了していますが、非常に人気の高いバイクでモタードとエンデューロの2タイプが存在します。
サスペンションも豪華なものがおごられ、悪路走破性の高さは125ccクラスの最高峰といえるバイクです。
2ストロークから4ストロークへと時代は変わり、次は電動の未来が待っているのでしょうか?